でもそこは日本ではなくアメリカで歩行者が多い都市。
通りがかりの人はギブス少女が物凄く気になるようで、6歳の私に直接「What happened?」と大勢の人が聞いてきました。外に出るのが面倒と思ったくらい。犬も歩けば棒に当たるのは100%の確率でした。すれ違いざまの人も大勢。間に合わず振り向きながら答えていました。子供も聞いてきます。他人に声をかけてスモールトークをするのが自然な社会と分かりました。
母も面白い体験をしています。アメリカの小学校で9歳の兄の授業参観に行った母。授業中なのに兄の友達が母を発見。授業そっちのけで嬉しそうに席を立ち「ミセス〇〇!Please sit here」と手招きをして懸命に席を案内したそうです。先生も笑顔で見ていたとのこと。
アメリカが良いという意味ではないですが、老若男女問わず平気で他人に話しかける社会。疲れている時に話しかけられて正直ウザい時もあります。でもそういう会話から思わぬ友達が出来ます。趣味や特殊技能を持っている人も多く、家も広いので、地下室や書斎やガレージは異次元の趣味の世界だったり。他人の家に平気で入れる社会でもあるので、いろいろ見ることもできました。
日本でもきっと凄い趣味や能力の人が沢山いると思います。でも他人と話さない社会のためなかなか知るチャンスはありません。ヤマレコのようなサービスで趣味の人とつながれるのは楽しいですが、匿名性が強いのでネットの世界だけで終わりそう。
母はアナログ時代に日本でも平気でアメリカンなスモールトークを自然に実践している人でした。近所を歩けば必ず知っている人に会います。今は老人施設でその能力を開花させているようです。私はどちらかと言うと母より内向的。
介護も終わり気分一新で少し自分を変えてみようかなと思います。今日から!



ただのおしゃべりおばさんになるかもしれませんが、ドン引きされない程度に。

ちなみにアメリカでストームキングという低山に登りました。ハイキング中に人とすれ違ったりもしました。癖で挨拶しようとしたら違うようでした。あちらでは日本の逆かもしれません

コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する