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当初は日本百名山の荒島岳が有力だったのだけど、乗り継ぎが大変で、乗り継ぎミスやダイヤの乱れで当日中に帰宅できなくなるのが心配だったし、そもそも予定通りに下山できるかが不安だった事もあり、こちらはまたの機会としました。
考えた結果、霊仙山に続いて鈴鹿の山に出かける事にして、19日に出かけて来ました。
順調なら、レコは21日か22日にアップできると思うけど、その前に少々。
この時期の鈴鹿の山はヤマビルが多い事で知られているようで、霊仙山を歩いている際にも実際に足に取り付かれました。
今回も地面をもぞもぞと動くのを見たし、何度か足に取り付く姿を発見し、慌てて払い落としました。
そんな感じで気にしつつ歩いていたのだけど、途中からは姿を見なくなり、少し油断気味だったかも。
詳しくはレコで書きますが、精神的に疲れる山行を終え、西藤原駅からは車上の人となり、乗客の少ない列車内で身支度を整えたりしていたのです。
カーゴパンツの裾の辺りをふと見ると、何やら赤っぽい。
スパッツの範囲外は泥で汚れているけど、裾は範囲内のはずで、ここが汚れているのはおかしい。
裾をめくり、靴下の辺りを探ってみると、ヤマビルに吸われた跡を発見。
軽くショックを受けますが、ふと床を見ると、小さな黒っぽい物体が。
ヤマビルの死骸ですね。
スパッツの下から潜り込まれる可能性もあるかもと思い、何度かスパッツ上から揉むようにしたので、その時に圧迫されたと思われます。
それがなければ、もっと吸われていたのかな。
体の他の部分をチェックしましたが、他は大丈夫。
この後は列車をほぼ順調に乗り継ぎ、遅いながらも無事に帰宅。
翌日、いつものようにレコ用の写真選びをのろのろと進めている合間にザックとスパッツの汚れ落としを始めました。
スパッツは下山して来た登山口にあった休憩所で外し、レジ袋にタオルとかと一緒に放り込んでいたのです。
バケツに水を溜め、スパッツを浸して軽くゴシゴシとし始めると、タグに何かが付着しています。
しかも、動いている。
見覚えのある動き。
ある意味で楽しそうだけど、忌まわしい動き。
ヤマビルです。
僕と一緒に列車にガタゴトと揺られて旅をしていたとは、恐るべし。
スパッツをきれいにしつつヤマビルを観察しましたが、やはり日差しは好きではなさそう。
タグから離れようとしないので、最後はジョニーさんの出番となりました。
ヤマビルを見た事のない両親にも見てもらいましたが、やはり気持ち悪いと感じたようでした。
僕も山の生き物を自宅に連れ帰ってしまうようになり、また一歩深みにはまっているのを実感した日曜日になりました。
village-greenさん こんばんは
そうですか、遂にお持ち帰りしましたか。
私も何度か持ち帰りました。直近では貴船山からでした。まさかあんな所に居るとは知らず帰ってシャワーを浴びて吃驚でした。大騒ぎされるので持ち帰り品はこっそり塩を掛けるか日干しにするかしています。
山蛭は動きがぐにゃぐにゃして柔らかそうなのですが意外に皮膚が硬いのです。一度鈴鹿で岩魚の餌にならないかと試した事があります。新品の針で無いと硬すぎて刺さりませんでした。3匹ほど釣っても形は維持したままでさすがの岩魚も噛み切る事が出来ない様でした。
昔、私以上に変人がいて蛭を這わせてみたら1分に80cmほど登ってきたそうです。余程こまめにチェックしないと防ぐのは難しそうです。しかしスパッツの裏などに留まっているのを見れば全ての蛭が噛みつく訳でもなさそうですね。
はい、連れて帰っちゃいましたよ。
yjinさんの日記で、虫を持ち帰った時のエピソードが書かれていたので、自分にもそういう事があるかもしれないなとは思っていました。
ただ、今回のは列車でヤマビルに吸われた跡を発見した直後にヤマビルの死骸も見つかっており、そこで一件落着という感じだったので、結構な驚きでした。
今回は初めてなので両親にも見せましたが、今後はyjinさんを見習ってこっそり処理するようにしましょうか。
硬さについては、死骸をちり紙で掴んだ時に硬いなと感じましたが、やはり間違いではなかったんですね。
イワナ釣りでのエピソード、興味深いです。
普段は丸飲みにして消化してしまうんでしょうかね。
まだ2回だけですが、真夏の鈴鹿の山を歩いてみて、ヤマビルとのせめぎ合いは避けられないなと実感しました。
暑さにも苦しめられたし、やはり歩くのに適した季節があるんですね。
まあ、でも、楽しかったのだけれども。
次の訪問はいつになるか分からないけど、来年の春には間違いなく訪れたいと思います。
こんばんわ、sari-papaと申します。
私も、ヤマヒル、家に連れ帰ったことあります。鈴鹿の愛知川に沢登行って、雨に降られて急いで下山、車に乗る前にヒル捜し、振り払ったり潰したり…。
早く家へ戻れたので、山で汚れた服、洗濯しました。干していると、ベストの網目の部分に入り込んで何かうごめくモノ、ヒルが長ーく口吻を伸ばして脱出しようとしていました。
すごい生命力ですね。洗剤と一緒にガラガラ回されて、脱水されて、それでなお生きてます。ただ、このまま日に干してたらヒルの干物が出来上がったとは思いますが…。
私、ヒルは大嫌いです。夏の鈴鹿は行きたくないです!!
コメント、ありがとうございます。
sari-papaさんも自宅まで連れ帰ってしまったんですね。
しかも洗濯を済ませた服にくっついているとは、思っている以上にすごい生命力なんですね。
あの見た目だし、正に恐るべしという感じです。
気温の高い時期に生息域を歩く場合には、遭遇するのを覚悟で歩くしかないかなという印象です。
これまでは夏場に山歩きをする事はほぼなかったし、生息域にも足を踏み入れていなかったと思われるので、今年の夏はある意味で新鮮な気分でヤマビルに対処しています。
血を吸われるのは避けたいので、警戒を怠らないようにしているつもりだけど、これがなかなかに難しい。
病気を媒介したりしないそうなので、それが救いでしょうか。
僕の今年の夏の鈴鹿での山行は今回でおしまい。
来年も夏に歩きたいかと言うと、答えは保留したいですね。
春には是非とも再訪したいと思っているので、気にかけて情報をチェックするようにしたいと思います。
奴をお持ち帰りになられたようですね
しかもこの姿からして元気いっぱいです
ご苦労さまでした
小生も何度もヤマビルの攻撃を食らっております
つきなみですが、この時期、鈴鹿に入ったならば
標高500mまではヤマビルはいると思うべし
くっついたらデコピンではじき飛ばすべし
ちなみに僕は超高濃度食塩水(驚愕の30%くらい)の入った
小型スプレーを携帯して鈴鹿に挑みます。
こいつをスプレーすれば奴はアッという間に真ん丸に縮こまります
スプレーは100均の化粧品エリアに売ってます
あんな超下等生物に負けないよう
人間の強さを見せつけてやりましょう!
「ヤマビル無くして鈴鹿の山行無し」です
ヤマビルの洗礼を受けて初めて鈴鹿の山屋となれるのです
ところで8月19日のレコの6番目の写真は
コウガイビルの仲間じゃないでしょうか?
たぶん、こいつは血を吸わない奴と思いますが・・
コメント、ありがとうございます。
はい、スパッツの中に潜んでいるなどとは全く思いもせず、見つけた時はびっくりでした。
確かに水を得た魚状態で、我が家へやって来たヤマビルは元気に動いていましたよ。
当日は途中から姿を見かけなくなり、標高が上がると大丈夫なのかなと思い、ちょっと油断していたのかも。
考えられるとすれば、藤原岳からの下山時に付着したのかなという感じ。
明るいうちに下り終えようと思い、そんなに立ち止まっていないはずなんですけどね。
やはり油断ならない存在だと思わされました。
どこで取り付かれたのか分からないけど、実際に血を吸われてしまいましたしね。
予防策としてはヒル下がりのジョニーを靴やスパッツに噴霧するようにしていて、靴に付いたヤマビルが上がって来られずにウロウロしているような感じだったりで、一定の効果はあるんだとは思います。
ただ、それをも上回るだけのヤマビル密度なんでしょうね。
何だかんだで防御網を突破するようです。
書かれているような高濃度食塩水の小型スプレーを別に携帯するのを実践してみたいですね。
junbaderさんはずっとヤマビルとの戦いを続けて来られたのですね。
僕が遭遇し得る環境に身を置くのは今年からで、まだまだ手探り状態で対処している感じです。
京都北山に続いて鈴鹿でもヤマビルの油断ならなさを体感させられ、今後も歩き続ける限りは戦いが続くんでしょうね。
鈴鹿の山屋への道は険しそうだけど、最初の一歩は踏み出せたのかな?
コウガイビルというのは初めて知りました。
確かに現場で見た時には、ヤマビルにしては長いように思いました。
写真が手ブレでボケていて、分かりにくくなってしまっているのも良くないですね。
今後は気にしつつ見るようにします。
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