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右:先日師匠にお願いして貰った、やはり中古のワカン
今月5日、谷川連峰の日白山にstkさんと行った時にとうとう寿命を迎えた。
たしか44年前、誰からだったのかもう記憶もないが、木製のワカンを貰った。
当時は山スキーを始める前だったし、スノーシューなんてハイカラな物はもちろんなかった。雪山を歩くには、アイゼンとワカンが必須だった。
ワカンもアルミ製でなくて木製が当たり前で、雪国各地に名品があったようだ。
群馬県水上町にも藤太というブランド品があったが、僕のはそんなのじゃなくて、藤原地区の人が日々の生活に使っていたものだったように記憶している。
以前はまめに亜麻仁油を塗っていたのだが、シューを使い始めてから手入れを怠っていた。そのせいか?わからないが、左右の接合部分が同時に折れてしまった。
浮力ではシューに遠く及ばないが、ワカンの活躍する場面はけっこう多い。
新しいワカンを手に入れなければなりません

それで、傘寿(80歳)を迎えた師匠の家を訪ねました。
「古いワカンお持ちでしょうから、僕にください!」単刀直入にお願いしました。
師匠、倉庫をがさごそして、古びた亜麻仁油とセットで出してきました。
さすが師匠! やはり改造してありますょ

パタパタ防止に麻ヒモをはずして幅広ベルトが取付けられています。
装着を早くするための工夫もされています

「師匠、ごっつぁんです

自宅に持ち帰ってから亜麻仁油を塗り、自分流に改造を重ねました。
ツヤツヤになりました。 今週末、さっそく使えそうです

だけどこの古ワカンは、僕よりも長生きしそうですよ

こんばんは。
泣きすがるのを無理やり強奪してきたんじゃないですかぁ
太っ腹の師匠です
くさび状の爪は消耗品で定期的に取り替えるんですよね?!
こんばんは。
僕がお願いすると何でもくれる師匠です。
たまにお願いしない物もくださるのですが、それらはたいがい不要品で、困ることもあります
今はケガのたびに保険金が手に入る自分勝手な中高年ですので小金には困りませんが、僕が子供の頃、子育ての頃は師匠から山道具をもらうと誠に嬉しかったものです
今欲しいのは体力・筋力
誰か僕にくれんかなぁ〜
ところで、ワカンの爪は解体すれば交換できますが、僕はやった事ありません。
壊れたワカンの爪はだいぶチビて、風化しかけておりましたデス。
木製のワカンってそんなに長持ちするものなのですね。びっくりです
では、明後日はスノーシューではなく、ワカンを持って行きますね
こんばんは。
木材は、風化させないように油でも塗っておけば相当保ちます。
僕の背中(腰)にも油が欲しい今日この頃です
新しい古ワカンを持ってゆきますので、車内が亜麻仁油臭い事をお許しください。
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