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手作りを楽しむ古老がおられるようです。
左の写真だけでは、一斗缶としかわからないでしょう。
右を見ればわかると思いますが、「ちり取り」ですね。
一斗缶を切断し、補強と保護を兼ねて竹を組み合わせています。
還暦近い私たちにはかつて馴染みのあるものです。
このタイプのちり取りは竹編み型と併せて日常的に使っていて、
たいがい錆びて穴があくまで使っていたと思います。
たまに写真のような新品を目にすると、
ピカピカ光ってカッコいいな〜と思ったものです。
戦後12年生まれで日本の復興期に育った私には、
自転車で納豆や豆腐を売りにくるおじさんの姿や、
七輪でサンマを焼く裏の家のおばさんの姿や、
僕が遊びに行くと孫のようにかわいがってくれた隣の老夫婦や、
当時の太陽の色や入道雲の形、風の肌触りまで思い出させてくれるような魔法の一斗缶です。
でも、20代の子供たちから見ると単に「廃品利用の一個のモノ」のようです。
ひょっとすると、山村の観光地などで土産で売っているかもしれない。
そんな時代ですね…。
※カテゴリー名に反して、懐古趣味でしたね

はじめまして、時代と共に視観が変化しゆくものですね。多分gankoyaさんに映るものはノスタルジー、子供達に映るものはエコロジーでしょうか。
コメントありがとうございます。
全くもって言われる通りです。
見る者によって違う価値観が生じますね。
そして、私の感想を娘に話せば、物語が語れそうに思います
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