子供の頃、父の実家に行った。道すがらの小川脇の家の縁側には色々な種類の野鳥がいた。父親の知り合いのその家の主人が飼っているようだった。父親が縁側に腰かけてお茶を出してもらいながら話をしている時鳥を観察することが出来た。綺麗な色のオオルリ、変わった嘴のイスカ、ウソ、などもいたが、複数羽のメジロや鶯がいたような気がする。家で飼いたくなり父親に相談した。すり餌の管理は子供には大変だということで、主に麻の実を与えればいい「ヤマガラ」を貰うことが出来た。自宅に帰り近くの小鳥屋に餌を買いに行くと、当時は野鳥も店先に飼われていた、イカルやカワラヒワ、ミソサザイなどがいたような気がする。ヤマガラには専用のヤマガラ駕籠を買って藁の筒状の寝床を設置した。いつも少量の麻の実を与え、時に蜘蛛を見つけると取って与えていた。ヤマガラは余った麻の実を早速寝床の藁に中に隠していた。そのうち慣れてくると、つるべ上げで餌を与えていた。当時お寺の縁日などでヤマガラのおみくじ引きも見たことがあった。
小学校時代のことだが、その後野鳥の飼育は禁じられ、その後一時都会の百貨店の小鳥売り場には、中国からの輸入許可証の着いたメジロが置かれていたのを思い出した。写真は家で飼っていたころのヤマガラの写真。
以下はヤマガラの芸のユーチューブ動画
ヤマガラの芸ーその1 つるべ上げ (Yamagara Bird Tricks Part1 )
https://www.youtube.com/watch?v=H6S8-xIYxqE
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