城島・猪の瀬戸トレッキングコース
https://kijima-inoseto.jimdofree.com
公共交通機関を利用して別府・鶴見岳を横断する場合には、別府駅から湯布院行きのバスに乗車、猪ノ瀬戸バス停下車、湿原の山桜ポイントを通過して、鶴見岳西口登山口に登っていくことができる。早朝・登山の足慣らしとして比較的なだらかな湿原を横断していくのは快適である。
先日バスを降り、鶴見岳西口登山口からの沢沿いのルートで土石流跡を確認した。急な斜面に発生する土石流は周辺に押し出す岩屑など特徴的な地形を作り出す。
以下の日記参照。
九州・別府・鶴見岳で見た土石流跡
https://www.yamareco.com/modules/diary/238211-detail-289277
猪瀬戸湿原北部を通過するときにいくつかの石積みの列を確認でき、不思議に感じていた。石積みは湿原の山桜を通過した辺りから見ることができる。
同じような大きさに淘汰された石の列は、小さな山城跡の石積みを連想させる。なだらかな傾斜に沿って連なっていることが、城での石積みとの違いであろうか(写真白矢印は登山方向、直交して緩やかな傾斜と石積み方向)。
その後若干離れた林道交差1の直前付近で、大きな石が並んだ石の列も確認できた。やはりなだらかな傾斜に沿った地域であったと思うが地形図上で確認したわけではない(写真白線は登山方向、緩やかな傾斜を石積みと平行して登っていく。大きな傾斜に直交している可能性もある)。
土石流と異なり、いずれも淘汰された大きさの岩列が印象的であった。
淘汰は火砕流に起因する現象であろうか、非常に興味を惹かれた事象であった。
石積みで参考となる記録は以下
南平台、山並みの霧氷見学
2021年03月03日(水) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2970164.html
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する