沢沿いは残雪で既存のルートがわかりにくく、木に残されたテープ・雪面上の足跡なども適宜利用しながら登って行ったので、従来の軌跡との位置関係が気になっていた。さらに登って行くと分岐道標に「歩行注意・由布岳方面950m付近」の記載があったので、950mが確認した土石流の影響地点に対応しているのかと感じた。
帰宅後改めて今までのルートを確認してみた。沢沿い950m付近で今回のルートは従来のルートから若干南の山側・土石流発生地点方向に迂回している。GPSの軌跡精度はともかく、先日のルートを大まかに表示していることは確かだと感じた。
地形図からは迂回地点付近山側上部には南平台山頂付近からの連続した谷状地形が確認できる。この地域の一部から土石流が発生し、その土石流が周辺の岩を巻き込んで写真の滑り台のような岸壁が造られたのであろう。その後直交する沢筋に押し出されて停止し、迂回地点はこの堆積部分を山側に回避したような気がした。
山行記録は以下を参照
鶴見岳横断 2022年12月31日(土) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5044878.html
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する