![]() |
|
|
幸い高崎山の中腹に従来から気になっていた崖の穴があるので単眼鏡カメラで確認したいと考えた。
以下撮影経過
公共交通機関を利用せずに高崎山に登ろうとするとほぼ海岸線からになるので実質の高度差は大きい。先日高崎山に登ったことで記録上では以下の六回を数えるが、歩いて行動すると道路からの風景にも惹かれる部分が多々あった。
17/02/02:舗装道路を利用しながら散策、
18/02/02:●📷西面を降ろうとするも雪で撤退、
18/04/12:●両郡橋から旧登山道で、
19/12/08:両郡橋から尾根沿いに登り、北面の旧登山道を下る、
20/02/15:● 📷 JRのハイキングに参加、
22/02/28:● 📷高崎山_両郡橋から縦走
この間、●が【崖の穴】を遠望できる地点を通過した行動、📷が崖の穴を写真に残した行動であった。行動は全て冬季あるいは春季に実行して【崖の穴】の写真は全て2月で、4月の行動では崖の写真や印象を残していない。残さなかった理由は定かではないが木々に覆われてよく見えなかった可能性も考えられる。
葉が繁ってくると隠されてしまう地形といえば、日出・城山への尾根を思い出した。昨年この尾根に気づき辿った記録を以下に記載した。
その後たまたま国道を自転車で散歩していた時確認したら、岩が続く尾根として確認できる地形を全く見ることが出来なかったことに気付かされた。改めて記録を見ると、最初の写真に写っている尾根・岩の部分は木の繁みの中に隠されてしまったようだ。
日出・城山_南西尾根から覚雲寺 2021年01月16日(土) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2863624.html
記録最初の写真説明【本日の目的地確認:西の岩峰から城山へ】
ところで本題の崖の穴だが、通常の100mm, 400mm, 800mm 相当で撮影した。800mmでは穴開口部下部が白くペンキを撒かれたような状況で鳥の糞の堆積を思い出させた。400mm では左側の穴の上にもほぼ連続している開口部があることが想定できた。またさらに左側の木の覆われた部分にも縦長の開口部があるようにも思える。また色の変化する断面が横に層状に連なっているように感じられた。100mmでは崖の開口部は、大きな節理構造に沿ったものを窺わせた。
高崎山は以下のような火山である。したがって溶岩ドーム形成時の節理面に沿ったガス噴出口なのであろうか?いずれにしろ人為的な構造物では無いようだ。
また単眼鏡カメラも後に情報を確認する上で有効に活用できた。
主な活動期 中期更新世(チバニアン期)
活動年代・最新活動年 *** 約50万年前
火山の型式・構造 溶岩ドーム
https://gbank.gsj.jp/volcano/Quat_Vol/volcano_data/J09.html
なお写真を撮影した場所などは以下に記載してある。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4041889.html
最初に崖に気づいた時の感想を写真を含め、以下の報告に掲載していた。観点もだいぶ進化してきたと感じている。
高崎山:縦走中止・撤退 2018年02月02日(金) [日帰り]
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1371889.html
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する