「いつでも・どこでにでも・だれでも」出来る「今どき登山」、「ユビキタス登山」そのものだ、社会そのものがそうなのだから、関係者が口頭で注意しようが発信しようが「ユビキタス」の情報量をとても凌が出来ない。ユビキタス (英: ubiquitous) は、遍在(いつでもどこでも存在すること)をあらわす言葉。
「他者承認欲求の登山サイト」や「インスタ」などの功罪も非常に大きいが影響の割には主催者の防止努力がまったく足りておらず全体として物品販売、書籍販売、など山岳関係者の「商売優先、利益優先」体質がそうさせており誰も解決できない。
「登山は非常に危ないスポーツで命がけ」ということを本気で発信して場合によっては人生や家族関係も崩壊するということをアピールするなら「当然、客は減るから、楽しい趣味を前面に出さないと商売にならないから当たり前の理屈だ。商売と遭難防止は両立しない相反するものという理解の上に立たないと腹ばかりが立って投稿して怒っているが、少しはわかる大人な登山者以外は時間と手間暇の無駄だ」ほとんど他者承認欲求と強欲、リスクテイカーの世界だ。
2025年までは増加して以降、人口動態の変化と経済情勢の悪化で「一気に登山者が減れば遭難も減る」からそれしかない。
人口問題・社会問題・登山者心理学の分野から「山岳遭難事故」を分析する関係者は全国でも1人もいないのは不思議で山岳関係者には「人材がいない」警察・消防関係者にも知恵者はいないから解決しない。
以前、唯一「登山者心理」の点で発信された記事
「平気で「無謀な登山」に挑む人たちが溺れる"快楽" 「征服欲」「自己高揚感」を前に見失うもの | 不安な時代、不機嫌な人々 | 東洋経済オンライン (toyokeizai.net) https://toyokeizai.net/articles/-/714958」
があるのにはあるが、指摘はプロからアマまで、ほとんどが装備や身の丈登山、山の知識・技術・心構えなどの範疇だ。これを超える「注意事項」の指摘は皆目ないので減るはずもない。
「労災」「交通」「災害」などは安全心理学などの防止研究は「産学全体で研究され防止して、社会的利益も生み関係者も大学教授を始め「飯」が食える。
「山岳遭難」などは500万人中、たった200-300万人の濃いい登山者の一趣味の範囲を超えず、改善してもまったく社会的利益は生まないし「研究しても飯は食えない」社会的影響はまったくない、防止を本気でやる暇はなく、社会としては益を生まないので「一般的な防止努力を個人でやるしかない」
まだ若者の趣味が少なかった戦後の「山男ブーム」までは注目されたがいまや趣味の一つでしかない、当時の遭難の何倍も事故は発生していて現場は予算も人員も減らされて「こうした安易な遭難や下山介助遭難が増えて大変だ」。誰も聞いてくれないから現場のストレスは満載だろう。
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