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登山は人生と同じで「学び」がないと遭難するリスクが高くなります。「資質について」は育成できるものとして文部科学省の教育の学習指導要領に「わかりやすく表現されています」がせめて幼少期までのことだと思います。
登山行為も「学び」が必要なので人生すべてに共通することでしょう。「学び」がない登山者は10年20年30年40年と登山を体験してもいつまでたっても「初心者」ということです。この記事の意味がまずは理解ができなければ登山はやめたほうがいいでしょう。
「資質・素質」という言葉をご存知でしょうか。「画家としての資質がある」「資質に恵まれている」などと使います。では、「資質」の意味についてしっかりと理解しているでしょうか?
「資質・素質」は似た言葉である「能力・経験・素養」と非常に間違えられやすいです。「資質・素質」と「能力・経験・素養」は同じような感じがしますが、意味は異なります。適切に使うためには、違いについてきちんと知る必要があります。
「資質」の意味は「生まれつき持っている性質や才能。天性」です。その人が生まれつき備えている能力や性質・物事を巧みにこなすことができる生まれ持った性質を表します。他にも、その職業に適合する性質という意味も含まれます。
「素養」とは、平素の修養やかねてから学びおぼえたこと、かねて養った力を表す言葉です。「素養を高める」「素養を身につける」などと言います「体験したことを経験にまで昇華させて学ぶことです、繰り返し学ぶと素養を高めることになりベテランになります」登山能力にはこれが必要です。
「体験」とは、「自分で実際に経験すること」という意味の言葉です。ものごとを、自分自身で直接見たり触れたり行ったりすることを言います。ただし「体験によって学びがないと何も残りません」体験だけではいつまでも「初心者」です。
▶︎「資質(ししつ)」・・生まれつき備わっている性質 (リーダー必須、ないならするな)
▶︎「素養(そよう)」・・日頃からの練習や努力によって身につけた知識やたしなみ→ベテランという
▶︎「素質(そしつ)」・・生まれつき持っている性質で、将来的にそれを発揮することが期待できる能力
▶︎「教養(きょうよう)」・・社会人として必要な、幅広い文化に関する知識や常識
「経験」とは、日常生活などあらゆることに関係しますが行動することそのものの体験とは違って行動の結果としての「学びを差します」
「ベテラン」とは、長年 の 経験 を重ね、その道に熟達した人。 つまり体験したことから学んで「経験に昇華させて熟達した人」という意味です。リーダーはさらにこれに生まれついたものや幼少期までの育ちの「素質・資質」がいります。学んでも特定分野のベテランということも「さもありなん」です、金剛山3000回登頂・100名山・200名山完登・300名山達成間近の「僕はいったいどこにいるのでしょうか?」という道迷いベテランを助けたこともあります。
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