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2021年07月03日 06:10雑談全体に公開

看取り

老老介護

・・・終わりました。

されど
変わらず日常は続き
季節もまた めぐりゆく


命を授かったその日からすべての人は旅立ちに向かって歩み始めます。
昨年初めから未知のコロナウイルスによる災難に世界中が見舞われ、予想もしなかったリモートによる社会生活、学生生活、個々の趣味まで密を避け集団行動は規制されてあらゆる場面での行動が激変しとても不自由を感じる世の中になりました。
そのさなか今年2月に義父が91歳で旅立ち、先月末には母が老衰と云う診断で94歳の人生を静かに閉じました。母の旅立ちでponpon家の老老介護は私、相方とも全て終わりました。先年に旅立った父と義母の二人の看取り葬送に比べ、今年葬送した二人と見送る私達にとってコロナ禍とはなんとも悲しく辛い看取りになりました。今年2月に介護施設で旅立った義父の介護面会はコロナ禍でもあり思い通りには行えず、遠く関東地方の養老介護施設での余生を過ごしていた母もコロナ禍の決まりで直接最期にも立ち合う事は許されませんでした。最愛の人にもかかわらず。

看取りとはもともとは、「病人のそばにいて世話をする」、「死期まで見守る」、「看病する」という、患者を介護する行為そのものを表す言葉でしたが、最近では人生の最期(臨死期)における看取りを持って、単に「看取り」と言い表すことが多くなっています。
無理な延命治療などは行わず、高齢者が自然に亡くなられるまでの過程を見守る。
最近では「残された時間を充実させる」「人間の尊厳を残して亡くなる」などの考えが重要視されるようになってきています。

これまでは死の間際となった際、肉体に生命維持の機器をつなぐ、栄養を直接胃に流し込むなどの治療で延命治療を行ってきました。しかし、これらの行為で人間の尊厳を保つことができるのかという疑問は拭いきれ無い。

と、私も信じ安らかな自然死を望んでいましたが・・。


やはり最後は側に居て母の手をとって看取ってあげたかった。
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