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ヤマレコと並び、登山アプリの一方の雄であるヤマップがユーザーに対して何度かの事前告知を経て7月14日に新機能のDOMOポイント制の導入を発表して大幅なアプリ仕様の変更を行いました。
慣れ親しんだヤマップアプリの仕様変更と新機能のDOMOポイント導入に戸惑い大反対するヤマップユーザーとヤマップ運営側との間でちょっとした騒動になっています。
YAMAPの新たな循環型コミュニティポイントDOMO導入は従来の「いいね!」(ヤマレコの拍手に相当)や「スタンプ」(ラインの様な)のタップ押印を完全に廃止して導入されました。DOMOは無制限にタップ押印出来たこれまでの「いいね!」や「スタンプ」とは異なり、ユーザー自身が持つポイントDOMOを使ってタップ押印を行うのが最大の相違点になります。
YAMAP運営側の新たな仕様変更の理由の1つに特定のユーザーが気易く気軽に「いいね!」を無制限にタップ押印し、またフォロワーさんを獲得するために、活動日記を読まずに「いいね!」を乱発している事などが大きな要因と思われます。ヤマップではフォロー数の多いユーザーが多くおり(この行為は個人の自由なのでそれはそれで自身がヤマップを楽しんでおられるので良いと考えます)「いいね!」の乱発を行っており、それにならって他の一般のユーザーも「いいね!」は挨拶代わりに行っているようです。その事は私も見てきましたしヤマレコに於いても少なからず見受けられます。そう言う私も拍手をいただけば時に返礼的にお返しする拍手もあります。ヤマレコではそれを制限する規則として拍手の上限数制(有料・無料ユーザーにより上限拍手数は異なる)がありますね。
これまでの所、ユーザーの活動日記、モーメント(ヤマレコの日記相当)や、YAMAP公式見解への返信意見などでも様々な声がありますが新しいく変化する事への慎重さなのかDOMOポイント制導入に否定的な声が多い印象です。しかしその多くは気軽に「いいね!とスタンプが出来なくなった」「ユーザー同士のコミニケーションが取れなくなった」や「社交辞令の挨拶としていいね!を送っていたフォロワーさんとの関係が壊れる」「お礼の気持ちが伝えられない」「素敵な写真にいいね!出来ない」などの安易な感想感は否めません。他方、公式の説明内容や、社長インタビューにおいてもYAMAP運営側の循環型コミュニティポイントDOMO導入の理想は高すぎて伝わり辛く、また初期段階とはいえ、ユーザー持ちポイントで支援(寄付)出来る先がヤマップの指定したどんぐり苗植林事業と登山道整備のたった2ヶ所だけとは少しお粗末であり、また、その必要性に関してピンと来ないヤマッパーさんが多いのも頷けます。しかしながらYAMAP運営側の説明に賛同するモーメントも数多く投稿されているのも記しておきます。
YAMAPの循環型コミュニティポイントDOMOはユーザー自身が持つ有限のポイント制であるため、自身の持ちポイントを相手日記にタップ押印する価値のある活動日記やモーメントなのかどうか、しっかり吟味しなければならず、ポイント稼ぎの活動日記にタップ押印してしまっては完全なポイントの無駄遣いになる事を心に留め置く必要があります。
無制限にタップ押印する事が出来た「いいね!」や「スタンプ」に代わって有限ポイントの循環型コミュニティポイントDOMO導入でヤマップ運営側はユーザー側を巻き込んで、SNS山コミニケーションの新ステージにステップアップして行く道を選んだと考えます。しかしその進む方向に反旗を揚げるユーザーも数多くおり、その大半は山アプリの双璧であるヤマレコ加入すかも?と想像しています。
今回のDOMO導入の懸念材料としては持ちポイントの有効期限が3ヶ月と短い事とポイントを稼ぐ(貰う)のが自身のヤマップ活動日記(写真を含む)投稿50ポイントやモーメント投稿10ポイントなどと相手ユーザーからのタップ押印1回1ポイント(複数ポイントも可)に限られる為にポイント稼ぎ目的の不十分で安易な活動日記投稿やモーメント投稿が増えれば山岳事故増加やヤマップアプリの質低下に繋がりかねずYAMAPサイドのポイント獲得システムは常にアップデート(改良)必須と思われますので今後に期待し動向を注視したいと思います。
YAMAP運営側とユーザー双方とも間違い無く山好きの仲間同士と思いますので一刻も早く良い着地点が見つかりますように願っています。
ヤマレコユーザーとして10年ヤマレコに席を置き、多くの素晴らしい山友さんと知り合う事が出来、後半人生を実り多きものとする事が出来ました。それもヤマレコにめぐり会えたおかげと常々感謝しています。
ヤマレコ運営さんは今回のヤマップDOMO騒動を「対岸の火事」とせず「他山の石」として従前以上に運営側とユーザーが一体となり、より良いヤマレココミュニティを目指し、信頼すべき登山アプリの最高峰を歩み続けて欲しいと思います。
貴重な時間を割き、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
◎写真左は循環型コミュニティポイントDOMOのドーモポイント循環図
◎写真右はヤマレコアプリのスピーチ機能のイメージキャラクター♪
この新スピーチ機能は案内前にぽ〜んと鳴ります(^^)vイイネ
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