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この山は、登山道のトラス橋が落ちてしまったこともあり、中々登る機会に恵まれませんでした。
ところが最近、金ヶ崎駒ヶ岳から経塚山まで、冬季限定で稜線を歩いて登れることを知りました。
しかし、既に4月も後半、雪が溶けてこの限定ルートは登る時期を逸したかと思っていました。
ところが、昨日の10連休の初日、天候予報は雨で山には降雪との予報です。
今日は、山に降雪があれば冬季限定ルートを登れるチャンスかもしれないと思い、
早速、金ヶ崎駒ケ岳に向いました。
先に到着していた釣人によると、先週までは駐車場まで車が入れなかったとのことです。
これでアプローチの距離が予想より短くて済みました。
金ヶ崎駒ヶ岳には2回登っていますが、この時期に登るのは初めてです。
標高が上がると山頂までの白い雪庇が現れ、こちらも冬限定コースみたいです。
山頂に近づくと、木の枝先に氷の粒が付着し、まるで木が白い花を咲かせているようでとても綺麗です。
最初のピークである駒ケ岳山頂に到着し、山頂の駒形神社で山行の安全を祈って経塚山へのルートに入ると、
山頂の雲が取れた経塚山が目の前に見え、登る意欲が湧いてきます。
経塚山までのコースは、積雪もたっぷりあり、雪庇を歩くところがありましたが、
前日に降雪があったのか雪質も締まっており、順調に経塚山まで進むことができました。
しかし山頂を目前にして、その手前の濃い藪に阻まれ前進が困難になり、突破口を探すため、
GPSで夏道の方に行ってみましたが、これが良く分からず、結局、藪を無理矢理突破して山頂に到達しました。
山頂の眺望はすごく良かったのですが、強風のため長居できず、
斜めになった山頂標識が、この場所の風の強さを物語っている感じがします。
この冬季コース、ロングコースで時間が掛かりましたが、
前日の季節はずれの天候と、今日の晴天に助けられて無事下山でき、とてもいい山行となりました。
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