「天くら」を見ると、今日は午後から天気が崩れる予報。
そこで栗駒山は諦め、矢越山と自鏡山に登ることにしました。
どちらも一座だけでは物足りない山なので、二座まとめての山行です。
それと今回は、いつもの同行者が目の手術をしたので、術後の復帰登山の意味もあります。
源義家が放った矢が、山を越して飛んでいったことから名付けられた矢越山、低山なのに名前の由来が凄いです。
登山口着くと「刈払いしたばかりで、独立峰だから見晴しはいいよ」と、畑仕事の地元民が声を掛けてくれました。
確かに登山道は刈払いされたばかりでしたが、何故か、矢越神社から山頂直下の階段までは刈払いされていませんでした。
山頂は言われたとおり眺望が良く、羽山神社の脇に室根山が見え、樹木の間からは遠くの気仙沼市と海まで見えました。
山頂の羽山神社は、軒の四方に鉄鎖が張られ、お堂の全周は銅葺き、この山の風雨の激しさを者語っているようです。
矢越山にいる間は天気が良く、この山に呼ばれた感じがしました。
二座目の自鏡山は吾勝神社の鳥居のところから登り始め、途中に吾勝神社、山頂の奥の宮とお宮を廻る感じの山でした。
途中の吾勝神社に着いた頃から天気が崩れ、下山した午後3時頃に雨は本降りになりました。
「天くら」では午後3時ころから崩れる予報だったので、これは大当たりでした。
矢越山は分県ガイドの第2版に登場し、第3版で落選した山です。
歩いてみると登山道も眺望も悪くなく、落選の理由がよく分かりません。
お宮を参拝しながらの山行だったので、山行中に天気が崩れなかったのは、御利益だったのかも知れません。
今日は同行者の復帰登山として、丁度いい山行となりました。
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