ところが岩手の山150を読んで、実際にその山があることを知りました。
登った人の話では、山頂付近がもの凄い藪で突破が大変だということです。
当初、冬季ゲートが開いて直ぐの5月下旬に登る予定でしたが、予定が延びて今日になってしまいました。
金精神社社殿登山口に着くと、藪山を連想させる朽ちた登山口の標柱がありました。
神社に向う道も藪っぽく、進むにつれて藪が濃くなるものと覚悟して進みます。
藪山だと思い藪払いの鎌を背負ってきたのですが、意外にも普通の登山道で、鎌の出番はありませんでした。
熊がいそうな美しいブナ林を進むと、登山道の所々に熊の糞はありましたが、出会うことはありませんでした。
話しに聞いた山頂が近づくと倒木で登山道がなくなり、ピンクテープを頼りに藪をぬって進みます。
時期が良かったのか藪自体はそんなに成長しておらず、これも意外でした。
そしてピンクテープが付いた藪を少し漕いで小高い丘に上がると、そこが山頂でした。
山頂に着いてザックを下ろすと、背負ってきた草刈鎌を落とし、スパッツには穴が開いていることに気付きました。
ダブルパンチのショックを受け、希望を持って下山しながら草刈鎌を探したのですが、何故か発見できませんでした。
「なめとこ山」はブナ林が綺麗ないい山でしたが、草刈鎌を失くしスバッツが破れ、高くついた山行でした。
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