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今週は名のある山に登ってみたくなり、山形の大朝日岳へ。
天くらもこれを後押しをするように「A判定」なので、これは晴天に違いないと思い、前泊して早朝から登ることにしました。
登山開始は、朝の6時ころの予定でしたが、4時ころには車中泊をしている登山者が動き始め、
ドアを開閉する音や、ヘッドランプの明かりですっかり眼が覚めてしまいました。
そして、5時ころには登山者が出発していくので、この時間に出発しないと日帰りできない山なのかと不安になり、
こちらも5時30分ごろ出発しました。
最初のつづら折の急登を登り、稜線を進むと、東の稜線から朝日が顔を出し、正に朝日岳といった雰囲気に。
最初の古寺山の山頂には、休憩する登山者が結構いて、正面を見ると小朝日岳が綺麗に見えました。
天気の方もようやく回復し、A判定の天気です。
次のピークは小朝日岳、登るか巻くか迷いましたが、最初に登ることにしました。
古寺山から眺めたとおり、小朝日岳は険しいですが、山頂から遠くまで広がる雲海が見渡せ、この日一番の眺めでした。
この山は下りも険しく、山の反対側は雪に削られた岩山の山容で、表と裏で表情が違う面白い山でした。
お次は主峰の大朝日岳、残念ながら山頂はガスに覆われ、山頂は恐らく真っ白の世界。
避難小屋へ続く稜線まで登ると、そこは予想通りの真っ白い世界。
避難小屋も輪郭だけしか見えず、天くらに反して結構風も吹いています。
山頂は予想通りの真っ白な世界なので、長居しても仕方ないと思い、直ぐに下山に入りました。
下山しながら、時々振り返って山頂方向を見ますが、一度だけ山頂が見えただけで、直ぐにガスが掛かってしまいました。
途中で会った新潟の登山者も「A判定」を信じて来たようですが、私と同じくガッカリのご様子。
山頂が駄目だったので、鳥原山に行ってみようと思い、山頂ピストンから鳥原山経由で下山することに予定を変更。
しかし、鳥原山に向うためには、もう一度小朝日岳に登らねばならず、これは少し失敗したと思いました。
小朝日岳から鳥原山に向うコースは、崩壊地が所々にあってロープが付けられ、登りに使うと、結構大変そうです。
鳥原山に向う途中、急に雨が降り始め「天くらA判定」は何処へやらです。
お目当ての鳥原山は、三角点は藪を進んだところにあり、山頂にプレートはありませんでした。
鳥原山から畑場峰までは、山の斜面を水平に進むようなコースで、畑場峰分岐のところに湿原がありました。
ここを古寺方面に分岐すると、一部に湿地帯があり注意が必要でした。
通り雨だったようで、ここまで来ると雨は止み、畑場峰分岐から古寺までは樹林帯の中を延々と進みます。
同じようなコースの風景に飽き、古寺案内センターで冷たいジュースが飲みたいと思い先を急いだのですが、
下山して古寺案内センターに行ってみると、何とジュースは売り切れ。
山頂に続き、今日二度目のガッカリを味わった山行でした。
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