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天気は途中まで晴れていたのに、登山口の夏油温泉に到着すると何と雨降り。
駐車場にいた登山者も、雨で登るかどうか思案中でした。
少し待つと雨が弱くなったので、まずは登ってみることに。
駐車場には車が2台だけ。
思案中の登山者は経塚山に行くようなので、牛形山はソロハイクになりそうです。
夏油の山々は紅葉が見頃て、林の木々達も綺麗に紅葉し、秋の雰囲気に包まれています。
雨は小雨になりましたが、樹林帯が傘の役目をするので濡れずに助かります。
三合目の少し手前から雪が少しずつ現れ、登るにつれて積雪量が増えてきました。
林は紅葉なのに登山道は雪、何とも不思議な風景です。
五合目を過ぎると、風景がどんどん雪山に変わっていき、牛形山の山頂が見えてくると横殴りの雪降りに。
周りの景色はすっかり雪景色に変わり、唖然とするばかりです。
ここに来る途中、夏油高原スキー場のゲレンデに積もった雪は見ていましたが、まさかここまで積雪量があるとは。
予想以上の積雪で山腹の夏道はすっかり雪に埋もれてしまい、
スマホアプリと実際の地形を見ながら登山道らしきところを辿っていくことに。
気掛かりは崩壊地にあるロープ場、果たしてどんな地形になっていることやら。
途中、夏道をロストしそうになりましたが、何とか牛形山の山頂に向う分岐に到着。
少し進むと雪面にロープ場が出ていたので、懸案のロープ場に到着したことが分かりました。
斜面は、積雪のお陰でロープが無しで登れますが、かなり昔に登った山なので、その先のコースが思い出せません。
仕方ないので無理矢理藪を掻き分け、稜線まで登ってみると、上は痩せ尾根でハズレ。
そこで少し下り、登れる斜面がないか地形を見ながら観察。
すると、左側の稜線に登山道の道標を発見したので、
無理矢理雪の斜面を横トラバースして、道標のところに取り付いてルートを修正。
そこから先は膝下まで積雪深ある登山道を進み、すっかり雪景色になった牛形山の山頂に到着しました。
山頂は風が吹いて寒く、これは長居は無用と思い、軽く昼食を摂って早々に下山することにしました。
下山してみて、登山道がロープ場の脇から付けられていることを知りましたが、
このようにルートが付けられていることは思い浮かびませんでした。
このころになって、ようやく天候が回復し、紅葉した山の上に虹が出ているのが見えました。
下山するに従って、風景は雪山から秋山に戻り、登山口まで戻ると元の秋の風景となり、山頂の雪景色が嘘のようでした。
今日は、秋山のはずが、今年最初の雪山になってしまい、当然誰ともスライドしないソロハイクでした。
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