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この山は地形図上では、一応登山道が描かれているので、もし条件が揃えば、奥の天ヶ森まで行ってみる計画です。
茅森山は三ツ沢川沿いの林道から登れば最短で登れそうですが、
今回は、普通車なので道路状況を考慮して、背の沢川を渡渉して行くコースを選択。
地形図の登山道から森に入り、実際にそのラインを歩いてみると、所々その片鱗がありますが、
薮化が進み、背の沢川の渡渉点までの尾根歩きは、ほとんどが藪歩き。
ようやく、川の音が聞こえてきたところで重大なことに気付きました。
地形図をよく見ると、背の沢川のところで道は終わっています。
思えば藪山に橋があるはずはなく、この川幅では、恐らく登山靴での渡渉は難しい気がします。
もしやと思い川岸まで行ってみると、やはり現地は川幅があり、水深もありそうなので、最初はここで敗退。
丁度、違う藪山で使用するために長靴を積んでいたので、車まで一旦戻り、長靴を装備して背の沢川を渡渉。
最初に気付いて、長靴を装備してこなかったことが悔やまれました。
今度は、茅森山に向う登山道を辿るため、一旦林道まで上がらなければなりません。
ところが何と、林道に上がる斜面が猛烈な笹帯。
ここは登らねばと思い、鎌で伐採しながら強行突破して、今日一番の大仕事。
林道に上がると、南側の斜面は伐採されて禿げ山になっていましたが、作業道あるので、これを進むことにしました。
最初は新しい作業道でしたが、奥に行くと薮化した古い作業道に変わり、とうとう途中で行き止まりに。
仕方ないので小川を渡り、隣の尾根を進むと、地形図の作業道を発見。
薮化は進んでいますが、まだ道として分かるので、所々伐採しながらこの道を山頂付近まで進みました。
後は、藪漕ぎしながら山頂までの斜面を一気に登り、稜線をうろついて三角点を発見、ようやく茅森山に登頂できました。
藪山は展望がないのがほとんどですが、登頂すると、制覇したという気分になるので楽しいものです。
残念ながら最初の敗退が響き、タイムオーバーで今日の天ヶ森はお預け、後日の宿題となりました。
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