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今年は仕事が入らなかったので、久しぶりに12日、13日と遠征の旅へ。
一日目の12日は福島県の会津朝日岳。
この山は2年前、山頂直下の岩場が凍結して登頂を断念した因縁の山で、今回はそのリベンジ登山です。
前日の金曜日の夜、岩手を出発したのですが、
途中でポールを積んでいないことに気付き、家に戻って捜したのですが、どうしてもポールが見つかりません。
仕方ないので、予備のポールを積んで出発し、これで1時間ほどロスタイム。
さらに今度は、高速道路の事故で途中のインターから降ろされ、再度高速に乗るまで、また1時間のロスタイム。
結局、途中で仮眠をとって登山口に到着したのが8時30分ころ。
ロスタイムが影響して、期待していた朝の雲海には間に合わない時間に到着です。
出発の準備をしていると、今度は帽子を忘れてきたことに気付き、何ともアクシデント続き。
まるで、何かに山行を阻まれているような感じの山行です。
急いでつづら折の登山道を登り人見の松まで登ってみたのですが、名残りのような雲海しか残っていませんでした。
それでも気を取り直して先へ進み、2年前敗退した岩場に到着。
敗退時に、雪に隠れて分からなかった岩場の全容がようやくこれで判明。
岩場は、岩手の兜明神岳の山頂を急にしたような感じで、岩肌の感じも似ています。
所々のピンテがありルートを導いてくれますが、ピンテがなければルートに戸惑いそうです。
滑ると危険な感じのなので、2年前に敗退した岩場かと思いながら慎重に尾根まで登りました。。
そして尾根から少し横に進むと、念願の山頂に到着し、これでようやく2年前のリベンジを達成。
山頂は眺望が良く、山座同定盤の下に山名の入ったプレートと小さい石のお地蔵様がありました。
お地蔵様は土で汚れていたので、濡れティシュで拭いてから戻しました。
下山時も慎重に岩場を下りましたが、2年前、凍結したこの場所を登らなくて正解だったようです。
下山の後は、深沢温泉むら湯で入浴し、いつもの喜幸飯店に行って晩御飯。
するとオーダーした酢豚定食ではなく、焼肉定食が出てきて、オーダーミスに気付いた店主に謝られ、
焼肉定食の値段を酢豚定食と同じにしてくれました。
最初は山行を阻むようなアクシデントが続きましたが、最後は少しだけ得した感じがします。
もしかすると、綺麗にしたお地蔵様のご利益だったのでしょうか。
一日目はリベンジ登山で終わりましたが、この只見の地、何かゆっくりする場所なので、また訪れたいと思います。
行方不明のポールの方は来客があって家族が下駄箱にしまったようで、どうりで見つからない訳でした。
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