
実は今、観察しているミズナラの幼木が危機に瀕している…

五月上旬に一度、3〜4mm程度のちっちゃい毛虫×3の
襲撃を受けた際は早期発見で難を逃れ、それ以降は
虫が嫌うハーブの傍で順調に葉を増やしていた。
ところが先週の月曜に異変は起こった。いや、異変…ではないな。
起こるべくして起こった人為的な失敗と言うのが正しい。
日なたに置いていた為、この空梅雨の強い日差しにやられてしまった。
広葉樹林では幼木が太陽光の直射にさらされることは少ない。
大木が直射日光を遮ってくれる。
そんなことも頭になかった上に、水やりも忘れた。
萎れた葉は枯れ、残っている葉もやがて落ちてゆくだろう。
極度の乾燥で、葉の葉緑体組織は既に死滅してしまっている。
が、元側1/3程度の組織が生きていると思われる葉が
僅か三枚だけ…。今週に入ってからも、その三枚に変化はない。
良くなることは勿論ないが、今のところ劣化もしていない。
今はこの三枚が起こす奇跡を信じてみようと思う。
無責任だが、自分にはそれしか出来ない
