廿日市市の御手洗川河口と岩国市尾津の蓮田は中国地方有数のシギチ観察ポイントです。
まずは満潮に向かう御手洗川へ。
干潟の鳥見は干潮時だと鳥が遠すぎ、満潮だと鳥が避難してしまうので引いて行く時と満ちて行く時を上手く狙わないといけません。
道具も双眼鏡と図鑑は必須。できれば逆光に強い大口径で明るいレンズのスコープも欲しいところです。
オオソリハシシギが来てるという噂でしたが、この日はソリハシシギ、キアシシギ、ハマシギ、シロチドリといった普通種のみ。それでもかなり近くまで来てカニとか取ってくれたので満足。
次いで岩国へ移動しましたが、不覚にも半袖だったので腕が焼けて集中を欠く羽目に。
それでもケリ、シロチドリ、アオアシシギ、タカブシギ、クサシギ、タシギに加えバンの一家も観察できました。
図鑑ではシギやチドリが観察できる環境をざっくり「干潟や河口、蓮田、水田など」と書いてますが、種によって好みの環境はかなり異なります。
キアシシギやソリハシシギは蓮田ではあまり見られませんし、逆にタシギやケリを干潟で見ることはまず無いです。シロチドリやアオアシシギはあまりこだわりない感じです。これを知っておくと、例えばよく似たムナグロ(蓮田や水田好き)とダイゼン(海辺好き)で迷うことが少なくなったりします。
写真は
ソリハシシギ。反った嘴、オレンジの脚、黒が入った肩羽が特徴。
キアシシギ飛翔。キアシシギでこのアングルはあまり意味がありませんが、シギの仲間は腰の色とか翼の帯で見分けるものがいたり、中には尾羽の枚数を数えろとかいう鬼畜識別を要求される種もいるので、ぶれようがボケようがいろんな写真があるだけあった方がいいです。
ケリ。名前は鳴き声が由来です。先が黒い白い翼を優雅にはためかせて飛びます。
こんにちは
あっついですね〜
秋の陽射しお気を付けください。
シギチってなに?と思ったら
シギ類チドリ類ということなんですね。
ソリハシシギは京都 olddreamerさんに
見せていただいたことがありますが
こんなにたくさんのシギチを見分けるなんて大変なことです。
そしてトンボ同様
飛び立つ姿をしっかり撮られて
1/2000以上ってことですか。
hobbitさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
夏でもこんな暑い日は少ないんじゃないかというくらい暑い日でした。
はい、シギチはシギ・チドリ類です。普段何気に使っている言葉なものでして・・・。用語解説が無くてすみませんでした。
シギチが面倒なのはよく似た種が多いのに加え、日本で見られる時は旅の途中で立ち寄るだけなので夏羽→冬羽移行中とか幼羽など羽色のパターンが一律でないのが問題です。現地で出会ったバードウォッチャーと一緒にあーでもないこーでもないと検討するのも楽しみの一つです。
どうにもわからないので、図鑑とにらめっこしながら、3枚の写真を眺めています。
解説なしで、写真を最初に見たとき、同じ鳥を撮ったのかな?
二度見して、一枚目と三枚目はどうも嘴が違うぞ!オスとメスの微妙な違い?では二枚目は?
解説を見ると、三羽とも別種❗はて?何が違う?
解説を見るが?
そこで図鑑登場と言うわけです😆
でも、肩羽の黒?図鑑にも書いてあるし、写真も見るが?
オレンジの脚って、黄色とどれ程違う?
早くも降参です😆こんなに難しいとは!相当な数を見慣れないと、識別なんてそうそうできるもんじゃなさそうですね😵
屋外では、光の加減で鳥の羽の色は七色に変化するし(そう見えるんです)😨
撮影場所は私のテリトリー何ですが😁💨💨
アカショウビンとブッポウソウとの違いぐらいであれば😆
勉強しま〜す💪
smokeさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
特徴が違うけどなんとなく色合いが似ている三種を並べたので混乱させてしまいましたね。
オレンジの脚は橙黄色とかでも表現されたり。図鑑の色の表記は主観もあるし、おっしゃる通り光線によっても変化するので、現物と見比べて「ああ、こういうのがこの図鑑でいう所のオレンジなんだなあ」というのを感覚として覚えていくしかないのが辛いところです。
特に面倒なくせに多用されるのが「肉色」。いまだに何色だよって思う時があります。
御手洗川河口は冬になればカモやカモメもたくさんやってくるいい場所です。散歩にもいいところですのでぜひどうぞ。
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