お目当ては毎年確認できるのは日本でこことあと一ヶ所鹿児島県だけというシラガホオジロ。
「ポケットから鳥を出す」と評判の講師の先生の解説を聞きながら晩秋の芸北で紅葉を楽しみながらのんびり鳥見。
マヒワやツグミ、ジョウビタキ、そしてシラガホオジロなどの冬鳥がここで羽を休めますが、雪が降ると大半は麓やさらに南に降るそうです。
シラガホオジロは600mmのレンズでもギリギリの遠さでしたが、なかなか見つけられない地上での採餌も観察でき、例年にない成果。
カモ類もマガモを中心に100羽以上確認。警戒心が強く、非常に遠距離からの観察でしたが、広島ではなかなか見られないトモエガモも混じっており大満足の探鳥会でした。
しかし、悪い話も。
島根県境で広く進む風力発電施設がシラガホオジロ越冬地のすぐそばに建設されるとの事。低周波の影響で一帯から鳥が消えるだろうと予想されています。
写真は
芸北の紅葉。ちょうど見頃です。芸北のカラマツは北海道から移植されたものだそうです。
ネキトンボの連結。アキアカネなど意外と多くのトンボが飛んでました。
ちっこいですが、シラガホオジロ。日本で見られるホオジロの中では最大。その名の通り、オスは白髪頭です。
こんにちは。
山からお花が消えてしまって久しく、紅葉も終わりを迎えようとしています。そろそろ次なる被写体を考えなければなりません。
ん十年ぶりに野鳥でも追いかけましょうか...
とりあえず75-300mm f4.5-5.6でやってみましょう。
ショウさんこんにちは。コメントありがとうございます。
森の小鳥であれば比較的近くに寄れるので300mmならトリミングに十分耐えれると思います。
冬は霧氷やモンスターの撮影といきたいところですが、登山口までのアクセスも大変になるので私も里山でのんびり小鳥や木の実など撮っていこうと思います。
白髪ホオジロウさんは
私の図鑑には出ていませんでした
キマユホウジロとかユキホオジロはあるのに。
それくらい珍しいのですね。
多分私が見ても白髪が確認できないと思いますが。
島根県境の風力発電のところ
びっくりしましたよ。
ほんとに山々がすっかりハゲ山で
いきものたちも逃げ回ったと思いますが
あれでは土砂がどんどん流れて湿原もダメになると思います。
ホビットさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
ユキさんは北海道で。キマユさんも珍しいですが渡りの時期の離島で見られる率が高いので図鑑に載ってるのかな?
風車は八幡高原からもかなり見える感じになりそうです。雪次第ですが近いうちに鷹ノ巣山あたりを歩いてみるつもりなので自分の目で見ようと思います。
なんかエコロジーをはき違えている風潮が蔓延してますね
こんばんわ。Yoshioです。
momijiさんの日記を読んで、人間のための風力発電施設が、貴重なシラガホオジロの住処を奪うって悲しいことだなと思いました・・・。
どうしても必要なら(人間サイドの言い方)致し方ないのかも知れませんが、それがないと生きていけないレベルには到底思えません。一種の鳥が生息するに至るまで何百、何千、もしかしたら何万年の時を必要としたことでしょう。。
失うのは一年足らずレベルかも・・・。
風力発電って自然の力を利用する、良き発電法とばかり思っていた自身の見識の浅さに恥ずかしさを覚えました。そう思えばこれを建設するにあたり、広大な森がハゲ山になる訳ですよね。
いつも山々に恵みを頂いている私としては悲しい現実。。せめてシラガホオジロについて、保護の道を模索してからにして欲しいと願います。
ヨシオさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
風力発電施設については当初からバードストライクの問題が取り上げられてきましたが、周辺からツバメの姿も消えたことから風を切る音の問題もあがってきました。
太陽光発電も山を削って行われたりと、クリーンだけどクリーンじゃない流れになってますね。
シラガホオジロについては、幸い旅鳥なので、うまいこと代替地を見つけてくれるか、うまいこと順応してくれるといいのですが。
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