この時期、中国山地を超える鳥見は億劫なのですが、寒波の合間で道路が良さそうなのと最近鳥運がいいので普通種に混じっているレアものが見れるかなという狙いで。
マガンは宍道湖に流れ込む斐伊川の河口中州でコハクチョウなどと夜を過ごし、南北に広がる農地をえさ場にしています。例年約4000羽が数十から数百の群れで見られます。ちなみにコハクチョウはもっと遠くに出勤。
もちろんマガンだけでなく湖畔のアシ原でオオジュリンやチュウヒなど、湖面や用水路ではカモ類、点在する住宅地では小鳥類なども狙います。
人気の越冬地なので例年レアものが混じっており、今回の狙いは、
カリガネ:マガンの群れに混じっていることがある。頭部がちょっと違うくらいで餌を食べている間は発見不能。
シベリアジュリン:オオジュリンに混じっていることがある。背中が灰色とのことだが、見分けるのが難しい。
コクマルガラス:ミヤマガラスに混じっていることがある。パンダ柄のは発見しやすいが、暗色型は探すのが面倒。
ホシムクドリ:数羽単位で住宅地などで見られることがある。
トラフズク:河口の柳などでじっとしてることがあるが発見は非常に困難。
大陸型チュウヒ:チュウヒなのだが、色合いが全く違う。稀に来ることがある。
他にもオオノスリ、ベニヒワ、ハマヒバリ、シジュウカラガン、ハクガン、アカツクシガモ、ソリハシセイタカシギなどの実績もありますがここら辺は夢見すぎ。
結論から言えば、全滅でした・・・。
早朝運転は凍結が怖いから前日に出雲入りして夜明けから探鳥したのですが、午前中はどんより曇りで暗く、雨が降ったりやんだりで思うように写真の成果が出ず。
午後から日が差してきてマガンやタゲリなどは満足ゆく撮れ高になりました。
新年一発目の運試しは外れましたが、広島ではなかなか出会えないミヤマガラスなども見られて満足。
写真は
左 今回の主役マガン
中上 安来市のコハクチョウ。左が親、右はまだまだ醜いアヒルの子
中下 タゲリ。光を浴びると虹色に輝く。大好きな鳥です
右左上 チュウヒ。頭が白いのでメスか若鳥
右右上 アシ原のアイドルオオジュリン
右左下 渡りをするカラス、ミヤマガラス。通称ゴリラヘッド
右右下 ハジロカイツブリ。朝一で光量もなく赤い目が出ない
こんばんは
はるばる行かれてお土産がたくさん♪
マガンを見て「大造じいさんとガン」椋鳩十、思い出しました。
いそうでいません。
カリガネも日本茶や花の名にあるので古くは身近な鳥だったのでしょう。
どれも綺麗ですね〜
私はタゲリが可愛いくて写真を何度も見てしまいました。
ホビットさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
「大造じいさんとガン」、懐かしい
鳥見をやりだしてからは突っ込みどころ(ガンはタニシ食べんだろうとか)が見えるところもありますが、狼王ロボ(シートン動物記)とならんで好きな作品です。
カリガネは柴田勝家の家紋の方で最初に知りました。そういえばカリガネソウ、おしべがガンの首みたいですね。今ようやくつながりました
タゲリは日本のチドリの地味さとは一線を画する美しさで一等好きな鳥です。飛び姿も非常に優美なのですが、今回は撮れなくて残念。
momijiさん、こんばん和。Yoshioです😁
西条は昔 米どころで黒瀬川 & ため池多く、その気で見ると、鳥さんがあちこちに泳いでいます。
当たり前と思ってた景色もmomiji仙人のお陰で贅沢空間に(↑)しつつある今日この頃😄👍️
気付けば西条も宅地化が進み、当たり前にいたモズやツバメたちもあまり見なくなったな〜と感じます。今年は地元:身近な鳥たちを追っていきたいなあ✌️
ヨシオさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
かつて野鳥の会でも黒瀬川で3月に探鳥会をやってました(丁度ゆめタウンのあたり)。
西条はため池などの水場とえさ場となる田園が広がるため春秋のシギ・チドリや冬のカモ類の宝庫です。ほんと、いい場所ですよ。
だいぶ昔、地元の人に無配慮な鳥見をする人たちがいたせいで大砲を持ってうろうろするのは憚られる土地ですが。(今の鳥屋さんは野鳥の会や鳥類保護連盟とかに入らないから知らないかな)
ツバメは本来人とともに暮らしてきた鳥なのに、近年「お前は用済みだ」と言わんばかりの扱いで悲しくなってきます。
もみじさん、こんばんは。
マガン、羽が優雅でキレイですね〜
タゲリ、ユニークなお姿。 インパクトがあります。
みにくいアヒルの子。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
ご無事のご帰還何よりです。👏
かべふじさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
マガンなどのガン・ハクチョウ類は地上採餌なのでカモに比べて立ち姿も堂々としてますよ。
広島県ではまれに迷い込むくらいで見られないのが残念です。
タゲリはあの冠羽がチャームポイントです
あれが上から下に寝る形だとこんなに人気の鳥にはなってないはず。
みにくいアヒルの子でもサイズはハクチョウなので、実際はアヒルも馬鹿にするのはためらうかも
こんばんは
マガン、きれいですね。
顔がすごくかわいいです。
屏風絵のような写真ですね。
カリガネという種類がいたんですか、雁=カリガネかと思っていました。
そろそろくんさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
おほめいただきありがとうございます
あまりに近すぎて構図の調整がきかなかったのがちょっと残念ですが。
たしかに他の鳥より頭のサイズに比べて目が小さめ、嘴もカモに比べて控えめなので可愛く見えますね。
カリガネがマガンと違うのは江戸時代から知る人ぞ知るところだったそうですが、両者の識別は非常に難しく、混同もかなりあったようです。一応、カリガネには金色のアイリングがあり、マガンよりも豪華な顔立ちです。家紋の雁金にも縁取りがありますね。
雁をカリガネと読んだ作品なども多かったでしょうし、一般的には雁≒カリガネの認識で大丈夫と思います。
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