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山口県最強の探鳥地二島干拓泥石川河口のへりにあり、淡水池、汽水池、芦原を有する中国地方屈指の自然観察公園でレンジャーも常駐。
ホームページの更新も早く、ミコアイサ、クロツラヘラサギ、ズグロカモメの冬きらら三種の神器飛来の一報を得てウキウキで来園。
潮位が高くクロツラヘラサギは現れませんでしたが、ズグロカモメは一時立ち寄りしてくれました。どちらも生息数数千羽の絶滅危惧種で九州を中心に越冬します。
淡水池にはマガモやホシハジロがくつろぎ、その中にお目当てミコアイサも。まだエクリプスなので全羽メスの姿。あの写真映えするパンダではありませんでしたが、メスのミコアイサも愛くるしく割と人気あります。
芦原はお日柄もよく、オオジュリンがサービスしてくれました。チュウヒが出てくれなかったのは残念ですが。
きらら浜は鳥で有名ですが、トンボの楽園でもあります。ツテのない人がまともな手段で絶滅危惧種ベッコウトンボを見れるのは日本でここだけ。他にも大陸性のオナガアカネの繁殖例があったり、ネアカヨシヤンマやカトリヤンマといった急速に数を減らしてるトンボの実績も。
この時期は赤とんぼの最後の頑張り。マイコアカネやタイリクアカネといった、これまた他所ではなかなか見ないトンボを堪能しました。お目当てのオナガアカネには振られちゃいましたが。
2時間弱の急ぎ足観察でしたが、やっぱりいいとこです。冬でも来園しやすいのも〇。
写真1左上 カンムリカイツブリ冬羽
先日ダーウィンが来たで特集されました。津軽行きたいねえ
写真1右上 ズグロカモメ第一回冬羽
ユリカモメに似てますが人には媚びません。優雅に蟹を狩るハンター
写真1下 ミコアイサメスタイプ(手前)
奥にいるホシハジロよりも小さいのがわかります
写真2左上 セッカ冬羽
芦原に住むウグイスの仲間。望遠コンデジでこのピントなら自画自賛
写真2右上 オオジュリン
芦原に住むホオジロの仲間。セッカと嘴がかなり違いますね
写真2下 シギチドリたち
ダイゼン(右の大きいの)やハマシギ(左の群れ)の一部は越冬します
写真3左上 キトンボ
晩秋の赤とんぼ。翅色が特徴
写真3右上 タイリクアカネ
アキアカネなんかによく似るが、翅全体に薄い色があるのとサナエトンポみたいに地面に這いつくばって止まる事が多い。沿岸部が好み
写真3下 マイコアカネ連結
マユタテアカネに似てますが、雄の顔が青白い事や胸の模様で識別。分布は局所的な印象でここでしか見たことない
コメントありがとうございます。
ミコアイサは換羽が遅いカモなので、12月に入って白くなり始め、見ごろは年明けといったところでしょうか?
例によってサービス悪いカモなので双眼鏡使うか、ビジターセンターの望遠鏡での観察がおすすめです。
トンボの同定 むつかしそうですねーーー💦
この時期に繁殖行動するんですね
コメントありがとうございます。
サナエトンボと赤とんぼ(アカネ属)がトンボ識別二強です。
赤とんぼの識別は胸の模様を横から見るのが一番なのですが、今回の写真の様にみんな翅を下ろしてしまうので光の反射で模様が分かりません
なので顔、腹部先端も押さえておきます。
正直全部覚えてないので家に帰って図鑑とにらめっこ
この時期の繁殖行動は・・・クリスマス駆け込みカップルみたいな感じでしょうか
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