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それはさておき。
ムカシトンボというロマン溢れる名前のトンボがいます。
その名のとおり生きた化石と呼ばれるトンボでイトトンボなどの均翅亜目(古いグループ)とヤンマなどの不均翅亜目(新しいグループ)の両方の形質を持ち、進化のミッシングリンクを埋める存在と言われている。
しかも日本固有種!(近縁種がヒマラヤと中国に隔離分布する)
生息地は大きな山塊の奥深い源流域、発生期間も短く、小型・地味で飛翔も速いため存在確認すら困難なトンボのひとつ。
トンボ屋にとっては憧れのトンボなのです。
当然私も古い論文などから心当たりを探してましたが何年も振られて最近は諦め気味。
しかし、今回ある筋😎から有力なポイント情報をいただき夜勤前に張り込んできました。
待つこと1時間、数頭のムカシトンボが一斉に路上に現れパトロール飛翔!
想定よりずっと地味で、速く、肉眼でも簡単にロストする。例えるなら黒い赤とんぼがギンヤンマの速度で無軌道に飛翔する感じ😅 ホバリングもするらしいのですが、今回は全く止まらず。
しかも5分くらいウロウロしたら揃って森の中へ退場。
目の前も通るので捕虫網使えば獲れそうだけど捕獲しない主義なので全く写真にならない。
さらに待つこと2時間、タイムリミットギリギリで再登場。
今度は2頭のムカシトンボがもつれあって地面に。
喧嘩か?と思ってたら、なんと雌雄連結でした!
距離がやや遠い上に小口径ズームレンズなので画質はアレですが、証拠写真も撮れてついに念願果たせました😁
欲を言えば飛翔と独特の停止も狙いたいが今後の楽しみということで。
自力発見でないのは残念ですが、これでイメージ掴めた感じ。
山行中に出会えたらなんて都合のいいこと思ってましたが、二兎を追ったら駄目な標的ですわ。
写真中は普通種ですが初見のサツマシジミ。たくさん飛んでて出待ちを慰めてくれました。
写真右はシルエットだけどカケス。他にもセンダイムシクイなんかが見れました。
ムカシトンボ すごい スクープ!
単体でも難しそうなのに番っているところを撮るなんて
コメントありがとうございます。
ムカシトンボは生息数が減少してるのも発見の困難さに拍車をかけてます。
絶滅危惧指定を受けてない県でも生息地は数ヶ所と推測されるとか
そういう意味では車道から観察できる今回のポイントはスクープ級でした。
情報提供者には相応のネタを渡しました
少ないチャンスの中で交尾態が撮れたのはほんと奇跡でした。
天気運と引き換えだと思ってます
出逢いたいものには常日頃からの情報集めからですよね。
なんたって自らが見つけたものが喜びも大きい。
でもなかなか・・・。それでもどうしてもなら情報提供者の出現はありがたい♪
後は動くものは粘り強さが。私にはナイナイ。😁
困難だけにうれしさがいっぱい♪伝わってきました。
ばんざ〜〜〜い! \(^o^)/
コメントありがとうございます。
情報収集ですが、トンボについては花で言えば蘭くらい口の固いジャンルでして😭
自力発見とはいきませんでしたが、今回教えていただけたこと自体が奇跡でした。ほんとありがたいです。
動き物でも一日中狙えるのなら大抵なんとかなりますが、午前公演2回、各5分ではお手上げです😩
出待ちで蝶や鳥が慰めてくれなかったらあの連結は撮れなかったと思います。
携帯も圏外でしたし。
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