写真中 丸々して可愛いハジロカイツブリの群れ
写真右 パンクなウミアイサ
毎年恒例のカモの全頭調査、最終日は太田川下流域(安佐大橋~放水路、天満川)。
川幅も広くなり、駐輪・観察ポイントも限られるためバイク移動と望遠鏡の本領発揮。
まだ集計してないので正確なところはわからないが、今年はホシハジロ多め、他のカモはイマイチといった印象。カワウとオオバンは大きな群れに出会わなかったのでとにかく少ない。ま、他の方の記録でどっさり出ることだろう。
お目当ての役得鳥は大当たりでした😁
河口域では昨年ハズレだったハジロカイツブリの可愛い群れやウミアイサのパンク夫妻、今まで見た中で一番美形のホオジロガモ(撮れなかったのが残念)。
そして、超大物のアメリカヒドリがなんと2羽も😳
なお、日本で観察されるアメリカヒドリは99%雄。なぜならアメリカヒドリの雌はヒドリガモ雌に酷似し、野外識別は非常に困難だから見つけられない😅 さらに両種の雑種は極めて多い。
カモ識別図鑑では「雌も見ればわかるだろ😎」みたいに書かれてるが、実際野外で見ると、やっぱりムリ😰 疑い出すとキリがない。雄2羽いた群れだから雌も混じってそうなんだけどなあ。実物をしっかり見れる機会があればいいんだけど。
毎年河口域をやっつけてからラストに大芝水門から上流に向けて走るのですが、まずは今年から追加されたカモメが立ちはだかる。私の担当流域では河口部は餌場がないのかカモメがおらず、淡水で身を休められる大芝水門に大半が集中。
今年は57羽。うちセグロカモメが55、カモメが2。珍しくオオセグロやユリ、ウミネコがいない日。
残念ながらレア物のキアシセグロカモメ(日本に来るのは足が黄色くない😅)やニシセグロカモメ(こっちは足が黄色い😁)らしき個体はぱっと見確認できず。(もっとじっくり見ればいたかも)
懸案だった幼鳥はあまりおらず、サイズなどからセグロカモメでまとめて集計。
カモメの識別は難しいと言われますが、成鳥基本種に絞れば簡単にパターン化できます。嘴、足の色、背中の色の組み合わせで地域により5~8種。
前述のキアシセグロやニシセグロ、他にもアイスランドといったかつてセグロカモメの亜種だったものが独立した奴や幼鳥識別に手を出すと死の領域😎ですけど。
太田川中流域の河川敷ではとんど祭りの火の手があちこちで🔥
竹の爆ぜる音でカモや小鳥が逃げ惑うなかカウント😨
カウント完了後、アメリカヒドリポイントに戻って撮影会。他のヒドリたちと一緒にほぼずっと寝てましたが、14時過ぎに起き出し、14時半ごろみんな連れ立って餌場に飛び去ってゆきました。
とりあえず今年も無事故でカウント完了😊
次の休みは山予定だけど、天気悪そう😭
カモとカイツブリの違いがやっと分かった私から見ると超難しそうな世界です💦
雑種が繁殖して長い世代の後新しい種が生まれるかもしれませんね
コメントありがとうございます。
キノコや花の名前を知るのと同じで、割と慣れの世界です
数千種もある植物界に比べたら(日本の)鳥はたかだか600種(うち半分は地域限定かレアもの)なのでこつこつ一種ずつ積み上げていくとたどりつけたりしますよ。
雑種による種の進化はいつか起こるかも?
あるいは両者に差がなくなり一つの種に統一されるかも?
ヒドリガモの目の周囲に緑が見られる個体がありますが、個体差なのか過去の交雑由来によるものかはまだ分かっていないそうです。
折しも、とんど😄、お疲れ様です。
コロナで暫くできなかったので鳥さん達も久々にびっくりされたことでしょう。
昨年のお正月、放水路ではカイツブリとヒドリガモが群れていましたが
アメリカさんとの違いなんて全くわかりませんでした😓
宇賀峡のオシドリたちが早々と1月にダムから太田川に下りていたことと
毎冬チャボ餌のおこぼれを求めて集まるスズメ隊が全然来ないので
気候変動の影響があるのかと心配しています。
コメントありがとうございます。
大型車が少なく、護岸工事も止まるのでラッキーと思っていたらまさかの伏兵😳
私もすっかり忘れておりました😎
ちょうどお昼時でお餅とかのお裾分けにあずかりたくなりました。
アメリカヒドリの雄は緑の頭で非常に目立つのでまず見間違えることはありませんが、雌も頭は灰緑色でヒドリガモの茶色とは違うよと図鑑に書かれても全然わかりません😅ので大丈夫です。
今年はいい感じの冬になるかと思いきや、びっくりするほどの暖冬で鳥たちの動きもかなり変わっているかも?
例えば虫が動けばスズメも無理して人家に近寄らなくてすんだりとか。
継続するようなら注意が必要ですね😨
お疲れさまでした。
ここにも迷子が!迷子かどうか識別できる人だけがわかる。😅
今年ホシハジロ多目なんですね〜、だから見たことがないこちらの池にも登場したのかも。
コメントありがとうございます。
ヒドリガモとアメリカヒドリはベーリング海峡を挟んでお隣さん。旧大陸がヒドリで新大陸がアメヒ。まさに冷戦構図ですが鳥に国境は無いので二種は相当の仲良しさん。
なのでこの迷子さんたちはヒドリガモと一緒に北国に帰れると思います😊 シベリアとかに方向ズレるかもしれませんが😎
雑種が一番多い組み合わせなのでどこでも上手くやれると思います。
毎年やってると「ホシハジロ溜まり」みたいな水域がいくつかあるのがわかるのですが、そのどれもが例年より多めで当たり年のようです。
もしかしたらオオホシハジロやアメリカホシハジロみたいなそっくりさんも混ざっていたかも? 調査なので1羽1羽細かく確認するわけにもいかず。
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