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2024年01月17日 20:17バードウォッチング全体に公開

アメリカヒドリ

日記やレコに鳥の写真が登場する度合いが増えてきましたね。さすが冬。
折角なので先日撮ったアメリカヒドリをPCの肥やしにするのも勿体無いのでお披露目。

アメリカヒドリはアメリカ大陸北部で繁殖し、アメリカ中部で越冬するカモです。なので日本に来るのは道迷い。大抵ヒドリガモに混じってます。
割と珍鳥ですが、カモ調査では例年誰かが一羽くらい出してくるので珍鳥ランクとしてはメジロガモやアカハジロなどよりは格下かな。
多い理由はベーリング海峡を挟んで旧大陸に広く分布する我らがヒドリガモのせいです😅
両種は米ソ冷戦そのものの分布ですがカモ同士は仲良しで大陸を渡ってよく雑種をつくるほど😎
アメリカヒドリという和名はテキトーではありません。

鳥に国境は無いのです😁 お偉方の皆さんに水かきの垢を飲ませてやりたい。

今回アメリカヒドリが観察できたのは以前も出現があった水域。おそらくこの辺りに飛来するヒドリガモ一族はアメリカヒドリとの親交が深いのではないかと。

条件がいいので久々にデジスコに挑戦。
デジスコとは望遠鏡にコンデジをひっつけて撮る手法で、登場当初はバードウォッチャーなら大抵持ってる望遠鏡が超望遠レンズに早変わり、ボディも安価なコンデジということで流行しましたが、激薄被写界深度のマニュアルフォーカスと合成f値の大きさ、望遠鏡とカメラの相性がシビアで挫折する人多数。
超望遠コンデジの登場やAPSC機やマイクロフォーサーズといった安価なボディ、サードパーティから出来の良い望遠レンズが出たことで随分減りました。
私は「自力で撮ってるなあ」感が強いこの手法が好きなので機会があれば使ってます。

合成焦点距離は軽く1000mm超、最長6000mm近くいきますが、さすがにピントが合わん😰
証拠写真用か接近戦で使います。

蘊蓄が長くなりましたが、今回の3枚はいずれもデジスコ。
左はおねむのアメリカヒドリその一個体。顔の緑はお日様に当たるとキラキラ輝きます。
写真中はアメリカヒドリそのニ個体。顔の模様が曖昧な個体。昔は雑種扱いでしたが、個体差という説もあります。
写真右は先日の日記から選外になったカワアイサ夫妻。あちこちでとんど焼きなので中洲に避難中。
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