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愛鳥週間が春に設定されているからハイシーズンは夏鳥と思われがちですが、メマトイが飛び交う中、声はすれども姿は見えずの夏よりも、ダウンとカイロでぬくぬくしながらカモの美しい姿を見る方が楽しいに決まっています😁
そんなわけで寒波接近の中、バイクで川沿いを走り全然ぬくぬくできないカモ全頭調査の時期がやってまいりました🥶
まずは雪が降る前にやっつけておきたい三篠川沿いからスタートです。芸備線でいうと下深川駅から向原駅までの区間。
三篠川は平成30年豪雨(西日本豪雨)によりほぼ全域で多数の堰や橋が破壊され、芸備線も長らく不通となりました。復旧工事はかなり進んでいますが、いまだに新規工事が始まる区間も多く、道のりは長いです。国土交通大臣のお膝元ですしね、やりたい放題😎
白くて綺麗な護岸がスラリと伸び、河畔林は伐採され、川底も浅いつまらん川になってしまい、カモの飛来にも大きな影響が。特にオシドリやヒドリガモの個体数が減ってます。
本年は工事が正月休みのうちに調査できたので、比較的穏やかなカモたちの姿を見ることができたのは幸い。カワアイサは寒波接近により南下が順調で数も多かったですし、オシドリも工事が落ち着いた区間から復帰傾向にあるようです。
ヤマセミもなんとか一羽を確認。今まで確認したことない場所なのが嬉しいですね。
カワセミやシギチドリ、小鳥たちも多く、バードウオッチングとしても楽しめた日となりました😊
初日としては上々の仕上がり。
写真は
左 川の四大妖精
左上 オシドリ(暗い岩壁にへばりつくので露出が)
左下 カワアイサ(一度でいいからコウライアイサを記録してみたい)
右上 ヤマセミ(胸が赤いので雄ですね)
右下 カワセミ(数は多いが、遠かったりで意外と撮れぬ)
中 ゲストのみなさま
左上 クサシギ(結構大きいので慣れればサイズでイソシギと違うの分かりますよ)
左下 イソシギ(肩に白いのが切れ込んでます)
右上 キセキレイ(ハクセキレイに追い回されてました。セキレイ基本3種で一番小さい)
右下 イカルチドリ(チドリが目パッチリなのは餌を目視で探すから。シギは嘴の触覚も使う)
右 今日の「もみじさーん」(自己回答😅)
この時期なのにヨシガモのエクリプス(非繁殖羽)。
ヒドリガモに混じっていた。
最初逆光の遠目でホオジロガモと思ったけど、サイズと頭の形が違うし、潜らない。病気のアメリカヒドリにも見える。順光に回り込んで飾り羽らしきものと胸の鱗模様でヨシガモ?なにかの交雑種?まで進む。
カモ識別図鑑の写真に頬が少し白く抜けてるものがあり、ようやく同定。ヨシガモのエクリプスは初めて見ました😊 ヨシガモで検索してこの個体の不恰好さを笑ってやってください😎
ヨシガモは換羽遅めの個体がいるがあまりにも遅すぎ😡 あと2ヶ月ちょいで北に帰って繁殖ですよ!
ヨシガモ 初見です
裏起毛のような頭部😊
これから同定は大変だったでしょうね
コメントありがとうございます。
ヨシガモ、普通種ではありますが、ヨシガモ単体で群れをつくることは少なく、単体もしくは少数が(雌の姿が似ている)ヒドリガモやオカヨシガモの群れに申し訳なさそうに加わってる感じなので思ったより出会えない系のカモです😅
冬羽になればナポレオンハットと呼ばれる美しい頭部なのですが、確かにこれではワークマンの裏起毛頭巾ですね😁
今週は雨や雪が降りそうなのでしっかり防寒対策してください。
(寒さ忘れて魅入られているとは思いますが)
ヨシガモは八幡で見たことありますが
お顔に僅かに見える緑色だけでは、エクスリプスとは判別できません。
こういうのが図鑑だけでは分からんのです🔰
もちょっとで「もみじさーん」と叫ぶところでした。
このコーナーは是非継続してくださいね😄
コメントありがとうございます。
寒波襲来の天気予報に戦々恐々です😰
残りの根の谷川は北部で雪が気になり、太田川下流は規模が大きく雨が降ってはできませんのでどちらを次にするか悩みどころです。
カモの中でもトップクラスの美麗種であるヨシガモもエクリプスだとあんなにみすぼらしいとは😅
一般的な図鑑は綺麗な冬羽しか載ってませんからこういう特殊な姿にはそれ相応の図鑑が必要になりますね。エクリプスかも?までたどり着ければインターネット先生に答えがあるかもしれないですけど。
カモ識別図鑑は3500円と高価ながら、何度も助けていただき、十分元を取らせていただきました😁
イカルチドリ
シギと色合いが似ているのでド近眼の私の識別できるかどうか?😁
ヨシガモ
そういえば見たことない。確か大沢田池の説明板に掲載されていた気がする。今まできにしなかったけど行く機会があれば探してみよっと。🤔
コメントありがとうございます。
イカルチドリさんは足が長くて体が丸っこいので、写真で見るよりは違和感大きいですよ。
問題は、今回はすごく分かりやすいところに出てくれましたが、普段は河原の石ころの中でひっそりしてることが多く、こうなると熟練のシギチハンターでもそうそう見つけられません😰
飛んだり走ったりした時初めて「いた😅」ってなる鳥です。
ヨシガモさんは普通種のくせに出会えると嬉しいランクの鳥ですね。
ヒドリガモやオカヨシガモの群れに混じるのを好む傾向があるので、それらが多い太田川下流域の方が確率高いように思います。
東広島のため池はホシハジロなんかが多いような気がします。
雄の冬羽の美しさは必見ですよ😊
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