先週、夜遅くまでテレビを観ていて、さて寝ようと寝室のドアーを開けたら部屋は真っ暗、いつもは先に寝たほうが小さな明かりを残しておくのだが、妻の機嫌が悪かったのかその明かりがない。まあ狭い部屋、2歩進めば自分のベッドだからとくに困ることはない、ベストを脱いでさて上がろうと右手をベッドに突いたら、アレと思う間もなく身体が一瞬宙に浮いて床にズドーンと倒れてしまった。こうゆう時って起こりえないことが起こったので訳が分からない。そうか、ベッドだと思った位置にベッドはなく、宙に手を置いたのか
手や肩に異常はなかったが、キーンと右足親指の先に激しい痛みが起こった。肩から落ちたのになんで足先がと不審に思ったが、どうも床とベッドのほんのわずかな隙間に親指の先が挟まっていたらしい。暗くてわからないので、廊下へ出て電灯を点けて足先を眺めたが、皮膚に異常はないようだ。
まあそのうち治まるだろうと我慢して寝ることにした。そして眠った。痛いけど眠れた。寝つきはいつもいい。疲れているのだろう。夜中に目を覚ました時も痛かったし、翌日起きた時も痛かった。我慢して街を歩いていたが痛みはあまり軽快しない。
そんな状態で日曜日にいつもの景信山へ出かけた。念のため足先に余裕のあるスカルパミラージュを履いた。久しぶりだ。足の位置や紐の締め具合を調節したりしてなんとか歩けた。登りはよかったが、下りで日影林道を延々と歩いたらやはり痛みがひどくなった。
今日も街を歩いていて痛みが堪える。こんな状態がいつまでも続いてはたまらない。足先の小骨にひびが入ったのだろうか、筋肉が切れたのだろうか、内出血していれば皮膚が黒ずんでくるはずだが、などいろいろ考えてみたが、病院に行くほどのことでもないのでしばらく様子をみるしかない。これでは年内の塔ノ岳挑戦も無理かもしれないなあと弱気になってしまう。とにかく痛くても歩かなければ。
老人は屋内事故が命取りだ。気を付けよう。
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