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以下は、全く自分にとってしか興味のない話なので、退屈で読みにくいです。
どうぞスルーしてください。
20年以上前の山歩きを始めた当時に登ったルート、懐かしくてそこを下ろうとしたのだが、うまくゆかなかったのは何故か。
白石車庫バス停をスタート、覚えているのはスタートして間もなく民家のすぐ前を通って登山道に入ったこと、頂上でおにぎりを食べていたら息も絶え絶えに老人が数名バタバタと到着して伸びてしまったこと、あとは一切記憶にない。ハイキングコースはこちら、という道標を無視して左折したら民家の前に出た。間違いないので登って行った。
1時間余りで林道に出た(C地点)。さらに登って笠山からの下山路と合流した(A地点)。前回予定していた下山ルートを問題なく登ってきたわけだが、前回は何故このルートを下れなかったのか。
現場を観察しながらいろいろ考えた。
笠山から下ってくる途中にA地点で右折しなければならないのに、自分でも途中の分岐を右へ入ると事前にわかっていたのに、それなりに注意していたのに、それを見落としてストレートにB地点へ下ってしまった。
現場を眺めてすぐにその原因が判明した。つるつる滑りまくる下りの雪道に手こずり注意力が散漫になっていたうえ、この地点から一層急な悪路となって足元が危なくなりそのため張られたトラロープにつかまることに気を取られ、直前の右側への注意が全く欠けてしまったことだ。入口も目立たない、まあ、無理もないと納得した。
でも今思えばそのルートに気づかなくてよかった。地図に「ガレ」と記されているようにかなりの悪路、細い急坂で足元が危なっかしく雪があったら事故必至の感じ
次に、B地点へ降りてから林道を右へ向かったのだからC地点の前を通過している。その時このガードレールの切れ目は確かに目にした。だからそのC地点(写真3)のところで立ち止まり、ここが下山口だろうか、としばし考えた。だが、雪のためか入り口が侘しい雰囲気なうえ道標が何もない、入り込んだ少し先は急傾斜で谷底へ落ち込んでいる気がする、左右のガードレールから覗くと地形がそうなっている、雪道の心配もある、なんとなく怖くなった、振り返ってAからCへ下った出口はあるかと見てみたが雪に覆われてわからない、危ないことは止めよう、安全第一とその場を通り過ぎた。
結局2度チャンスを逃したわけだが、今考えるとそれでよかったと思う。あの雪の林道には苦労したが、結果は1番安全なルートを帰ったことになる。
今回は調査が目的だったので、すぐ上の笠山頂上へは登らず白石車庫へ下った。笠山峠を経由して下ったが、こちらも歩きにくかった。
というわけで前回のミスの原因がこれではっきりした。第三者には全くどうでもいいつまらぬことだが、自分にとっては死に際に心残りとなる未解決な小さな問題がひとつ消えた。
写真1 太い実線が前回下山したルート(B地点から林道)
点線は今回登った下山予定ルート
写真2 A地点 前方にトラロープ(拡大しないと見えない)
その右側が右折路入口
写真3 C地点 白石車庫への下山ルート、進入するのが怖かった
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