松田警察のHPを見ました。
トップページの写真が、沢登りの写真なのがすごい(^^;
さすが、山中で変なフォントの看板をよく見かける松田警察。
「西丹沢頂稜河川土地名称図」というものがダウンロードできます。
https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes930.htm
名称確認用とのことだけれども、解像度が低くて、文字がよく見えないのです。
ぜひ高解像度のファイルを見られるようにしてほしい。
また、ここでは、こんな記述も見られました。
https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes900.htm
『旧権現歩道は、中世の時代に権現山と呼ばれていた大室生山から、祠を西沢台の権現山に移して信仰した際、中川村関ノ沢集落(現在の世附川大又沢「地蔵平」)と中川村大滝集落(現在の一軒屋避難小屋)の村民が通った旧道です。』
『現在の権現山は丹沢湖を見下ろす権現山です。地元での呼び名は大室生山を「奥権現(おくごんげん)」、字西沢台の権現山を「前権現(まえごんげん 」、字権現山の権現山を「本権現(もとごんげん)」と呼びます(地元でも知る人は極僅かとなりました)。祠は山北町川村の室生神社に移され本社となっています。中川にある大室生神社は、近代になって室生神社から分祀されたものです。登山の参考にしてください。』
西沢台の権現山(前権現):箒沢権現山
字権現山の権現山(本権現):世附権現山
というのはまあ分かるけれども、大室生山(奥権現)というのがどの山なのか分かりません。大室生神社の後ろにある849峰のことか?
地図に描いてあるのかもしれないが、解像度が低くて見えない(^^;
こんなことも書いてありました。
『戦前の「三保村勢要覧」によれば、「洞角の頭」は正しくは「大ギリ山」と呼ばれていました。「洞角の頭」と呼んでいたのはカモシカを主食としていた時代の地元猟師たちです。「洞角(どうがく)」とは「鬼の角」という意味で、三保地域では「カモシカの袋角」を指して呼んでました。玄倉(旧称:倶蘆倶羅)から現在の「洞角の頭」を望んでいた村民たちは、その名のとおり先の尖った山容から「大ギリ山」と呼んでいましたが、古の登山家たちが登山図に「同角の頭」と記したことから現在では通り名となってしまったようです。「同角(どうかく)」は、正しくは「洞角(どうがく)」です。
「ザンザ洞(ざんざぼら)沢」は、正しくは「山三郎(さんざぶろ)沢」です。
「ザンザ洞(ざんざぼら)切戸」も正しくは「山三郎(さんざぶろ)切戸」です。』
調べると、洞角とは、牛や水牛のように、中が中空で枝分かれしていない角のことでだそうです。なるほど、日本の鬼(おに)の角は、確かに牛からきてるっぽいし、カモシカはウシ目ウシ科ですよね。
ザンザ洞も変な名前だと思っていたら、山三郎とは!
あれ、そうすると、檜洞の「洞」とは意味合いが違うってことか?
うーん分からなくなってきたぞ(^^;
ユーシン周辺のことも、一般的にはもはや使われていない「諸子平」なんて地名を普通に使ってるあたりも、何だかすごいですね。。。
これは、きれいな地図を何としても見てみたいです。
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