すごい話はありません。くだらない話ばっかw
なにしろ「ゆるふわマイナー山行」をモットーとしていますのでねw
5 飯豊山
昔の話です。まだ小屋は無人の避難小屋でした。稜線上で、どこだったかは忘れたけど、テントで、蚊柱に襲われました。無数の蚊に取り囲まれ、ほんとに死ぬかと思いましたw
あと、飯豊で使用した2つのトイレは、今までの自分の人生で経験した中で最悪のトイレでした。まさに、地獄のようでした。。。虫的な意味で。
でも、今までで一番記憶に残る山の風景は、飯豊、特に西大日岳のあたり。今でも忘れられません。
4 愛鷹山・鋸岳
半身を新しい火山・富士山に飲み込まれかけている、崩れつつある古火山、愛鷹山の鋸岳です。何度か行きましたが、特に夏。崩れつつあるだけに、足元が不安定で、雑草で足場が全然見えない(冬は草が枯れてるのでちゃんと見えるからちょっと楽)。ロープや鎖がついてるところもあるけど、ほとんどの箇所で岩に打ちつけてある金具がはずれていて、信用できない。
でも楽しいよね、こういうところ。自分はもういいかな。
ちゃんとした登山道でも怖いところはいくつもあるけど、なんというか、ちゃんとした遊園地の大きなジェットコースターの怖さと、廃業寸前の古い遊園地の小さなジェットコースターとどっちが怖いか、的な?w
3 西丹沢・同角南尾根
仲の沢・東沢出合から、南尾根に直登するところ。取り付いてすぐ、白ザレのナイフの歯みたいなところがあります(仲の沢からも見える)。この上をそろそろと歩いて(というか這って)いて、枯れた根っこにひっかかって、足をつったw さらにそのあと、ちょっとした岩壁があって、まあそこは根っこをつかんでなんとか登れるのだけど、あせった時はやっぱ要注意ですね。
まあ低いので、滑り落ちても死ぬことはないと思いますが、擦り傷だらけになるだろう。。。ここはひとつ隣の尾根から取り付くのがいいみたいですね。
2 富士山北西麓・大室山、伊豆・観音山、伊豆・萩の入川左岸尾根
動物もの3か所。
・富士の大室山
定番の、「やまなしの森林100選・ブナ林」の看板のとこから登るルートでなく、火口の中に最短で行ける南西からのルートで登った時のこと。木の上にあがったクマとばったり出くわしました。最初クマと分からず、真っ黒いサルとか珍しいなとか、変なことを考えましたw 向こうも驚いたらしく、あわてて木をすべり下りあっちに逃げてくれてよかった。でもそのあと、周りの見えないササの中の獣道を歩いた時は、めちゃくちゃ怖かった。
・伊豆・観音山
天城南麓、佐ヶ野川流域観音山の北にある790峰あたり。しばらく前から遠くに聞こえていた低い音、最初は伐採の音かと思ってたんですが、段々近くなり、なんだか周りの空気も変にぴりぴりしてきて、不安感がつのってきてたのです。シカがざっと走りすぎたと思ったら、すぐそばの草むらの中から、ものすごい重低音のうなり声。。。これまで山の中でパニックに襲われたのはこの一度きり。結局よく分からない沢に入って、ザイルを使いつつ下り、滝を巻いて林道に下りられたのだけれど、今でもあのうなり声がなんだったかはわかりません。クマだったのか、大型の野犬だったのか。。。何年か、怖くて観音山には行けませんでした。というか、今でもあの辺はちょっと怖い。
・伊豆・萩の入川左岸尾根
稜線上の広い林道で、いのししと対峙しました。結構離れてたのだけれど、あいつら好戦的で、足を上げて突進してくるふりをして何度も威嚇するんですよねw 二の足を踏んで止まった瞬間に、こちらから突進して行ったら、びっくりして逃げていきました。動物同士の戦いは、体の大きさと気合の勝負ですね。以前笹子・お坊山の門井沢で、すぐわきをいのししが走り抜けていくのに出会いましたが、あの大きさの肉塊にあの突進されたら、絶対かなわないと感じました(まあそれでもこっちのほうが大きさでは勝っているのだが)。気性も荒く攻撃的だし、クマにくらべて出会う可能性ははるかに高いし、いのししのほうがずっと危険だと思う。昨年・今年は、クマはやたらと報道されていましたが。
1 西丹沢・奥野歩道
赤沢のカツラを見に行ったときのこと。上の原から二本杉峠を越えて地蔵平に行き、城ヶ尾峠への尾根を登りました。『甲斐国志』に出てくる溝(堀切)の趾とか、なんかないかなーときょろきょろしつつ信玄平に到着。その上の1084峰から南東の尾根で赤沢まで下りるつもりだったけど、そのちょっとの登りをスルーできる奥野歩道があるじゃん、と。奥野歩道はちょこちょこと部分を使うこともたまにあったし、まあ行けるかな、と。
で、行ってみたのですが、まあちょっとしゃれにならない怖さでしたね。。。短い距離で、歩道跡もはっきりとはしてるのだけど、谷側に急傾斜になったザレになっていて、そのままざざーっと滑ったらおしまい的な。岩とかならまだいいんだけどねぇ。怖くて次の1歩がどうしても踏み出せない、足が動かないという経験は、はじめてでした。
このせいぜい100mくらい? で精神力を使い果たして、赤沢のカツラはすぐ見つかったものの、その後沢の渡渉に2度立て続けに失敗して、半身水につかって、カメラをダメにしました。。。
複数で確保ありなら、まあありかもしれないけど、自分はそれでももう行かないと思う。というか、これはもう廃道ですらなく(壊れた木道はぶら下がってたけど)、単なる断崖絶壁のトラバースだからね。
こんにちは、コメントありがとうございます!
山神経路は行ったことないです。行ってみたくはあるんですよね。途中の沢に鉄鉱床の露頭があるらしいし。。。
でも丹沢のすごいところはもう怖いので無理かも。だから最近はもうちょっと穏やかな伊豆も多くなりました(変なところはレコがほとんどないので楽しい)。
というか、自分なんかよりよっぽど網羅してるじゃないですかー。こちらのほうが参考にさせてください。
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