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2014年06月08日 10:01山のお話全体に公開

山のお話20 ボルダリングしてみた

この週末は天気が悪かったので、山には行かなかった。
そのかわり、同行者が行きたいというので、どんなところかちょっと興味もあり、土曜日にボルダリングのお店に初めて行ってみた。
この前、予想外のコースを進むはめになり、沢下りしたりしたので、もっと岩場への慣れがあったほうがいいかな、と思ったのもある。

いつも伊勢原・宮ヶ瀬方面に行く時、途中に倉庫みたいなジムがあるのを見ていたので、ひどい雨の中そこに行ってみると、ザックをしょって山の格好した人なども駐車場で見かけた。え、山の格好して来るところなの? それとも雨がひどいから山に行くのをやめてこっちに来たの?(でも今日はずっと雨なのは最初からわかってるし。。。)
二人で初めてとなると、全部で1万円近くかかった。結構高いんだね。

壁がたくさんあるのだが、ほとんどがオーバーハングしてるw 思わず笑いました(^^;
最初軽く説明を受けて、順番にやさしいところから登り始める。垂直の壁はまあ軽くいけるのだけど、そのうち傾斜が90度を超えて、腕の力が。。。いや、これは無理です。
ハーネスとロープで高い壁を登る説明を受ける頃には、すでに腕と手の力がなくなりかけていて、死にそうになっていました(^^;
うまい人はひょいひょいと力を使ってなさそうに登っている。そんなに力を使わずに登るこつとか、そういうのもあるとは思うが、基本的に筋肉のつき方が違うのだと思う。多分腕でなく足の力で登るのが基本だと思うんだけど、オーバーハングしてたら無理じゃんw

結局10時ころから始めて、2時前に力尽きました。次の日(今日)は、案の定、筋肉痛で辛い。。。
でもまあ、あれに慣れれば、山で困ることはそんなにないんじゃないだろうか(本当の岩登りするわけじゃないし)。
でも、こうなるともう「スポーツ」の範疇という感じ。スポーツは好きじゃないので、自分的にはすごく微妙なラインです。番号とかそういうのなしで、自由に好き勝手に登っていいんだったらまだいいんだけど(^^;



最近、ちょっと岩がちな山に行くことが多い。
もともと岩はほとんどやらない。高校生のころだったと思うが、ちょっとした岩場で練習したりした後、何度か丹沢の沢登りに連れていってもらったくらいだ。しかも、どこに行ったか分からない(^^; 大倉バス停前の売店で草鞋を買って(地下足袋だったのか登山靴の下に履いたような気もするが忘れた)、林道でなく水無川本流を遡って戸沢まで行き、そこから登った記憶がある。源次郎沢あたりだろうか。
稜線までは行かず、面白いところまで登り、あとは同じところを下ってくる。同行者が懸垂下降が好きでやりたいから、そうなるのだ(^^;
元々小さな岩をよじ登るのは好きだったし、割と面白かった記憶があるが、高校を卒業すると忙しくなって山には行かなくなった。

自分としては、どちらかというと、岩岩しい山より、草原っぽいなだらかなところ、たとえば北アルプスだと薬師、黒部五郎、雲ノ平あたりとか、飯豊、朝日あたりが好きだったので、穂高とか剣とか、そういうところは意識して避けていた感じだ。せいぜい、後立山の五竜や鹿島槍あたりの岩場を経験したくらいか。

そんな自分にとって、この前いきなり行った表妙義は刺激的すぎた。岩を前にして、これはどうやって登ればいいのかな(^^; とちょっと途方にくれかけたのは、はじめての経験だった。
足元が切り立って高度感抜群でも、それが怖いと思うことはそんなにないのだが、それもしっかりした足場があっての話、鎖に頼りきらないといけないというのは実に気持ち悪い。登山靴もけっして岩にむいたものではないし、岩にいい足場や手がかりがほとんどなく、腕の力で鎖をよじ登る、というのは実に困った(案の定その後数日、腕が痛かったw)。
それでも何とか登り(金洞山手前までだが)、とりあえず無事だったのは、いい経験だったと思う。岩の感触は何十年ぶりだったのだ。やっぱり岩を攀じ登るのは楽しい。


でも正直なところ、岩はハマるとまずいと思っているので、控えめにしたいとは考えているのだ。
岩には、中毒になりやすい麻薬のようなところがあると思うし、若ければ頭に身体もついてくるだろうが、年齢がある程度あがると、必ず頭の中のイメージと身体の動きにズレが生じてくる。ヤブ山で転んでもすりむくくらいですむが、岩場でひとつ間違えれば、そのまま即座に命にかかわってくる(そういうところが、日常の生活にはまったくない、麻薬のような部分だと思うけれど)。


でも、表妙義ほどの緊張を要しない二子山は実に楽しかったし、常にすぐそこに見える両神山のぎざぎざの稜線は、とても魅力的にも思えたのだった(^^;
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