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最近は花見プチハイキングが多く、あまり歩いていないので、連休の始めに10時間以上のガッチリ山行を考えていたが、トレーニングもせず1ヶ月以上、山から遠ざかっているのでこれは無理と判断して急遽キバナハナネコノメ巡りを思い立って出かけることにした。
絶滅危惧種なので場所の詳細は書かずに日記にて書かせて貰います。
キバナハナネコノメは環境省の準絶滅危惧種ではあるが地域によっては絶滅しているところも多いようだ。幸いに静岡県には多く残っており県の準絶滅危惧種に指定されている。特に安倍奥の多くの場所に残っているとのこと。
今回もヤマレコ花の師匠に教えていただいた安倍奥の2ヶ所に出かけることにした。
最初に2000m級の某岳に登り、キバナハナネコノメを楽しむ計画に。某岳のこのルートは大きな群生は少ないが標高1000m付近から1600m付近までキバナハナネコノメが普通に咲いていて歩く励ましになってくれる。標高の高いところでは砂礫地のような所にも咲いていて驚かされる。
人気のこの山は本日も50人前後の人と擦れ違ったが、恐らくほとんどの人が、これが絶滅危惧のキバナハナネコノメとは知らずに歩いているように思われた。またニッコウネコノメと思われる花も負けじと多く咲いていた。
しかし、この1ヶ月、ほとんど身体を動かしていないので足が重く、やっとのことで山頂に辿り着く。山頂では富士山は残念ながら雲の中であったが、まだ白い南アの峰々を楽しみ下山する。7年前に同じルートで登っているがこんなにも急だったかな思いながら歩いたが、体調が悪いなりにほとんど同じタイムで登れたのでヨシとしよう。
下山後、車を25分走らせ、次のB地点へ。こちらは駐車場から往復1時間なのでのんびりと花探索しながら歩く。やはり一人の女性がキバナハナネコノメを探しに来ていた。
こちらの花は某岳の花より、やや小振りで葯の赤身も強い感じであった。
某岳では見られなかった富士山を見るために少し山梨県側まで行き、富士山を拝んでから駐車場に戻る。
本当に小さなキバナハナネコノメであるがまた来年も見にきたくなる花である。
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