富士山を巡る山々―１３．雁ケ腹摺山

　旧５００円札の裏の富士山は雁ケ腹摺山からの岡田紅陽の写真を基にしてデザインされたものである。私も同じ富士山を見たくなり２年前の１１月に出かけた。岡田紅陽が撮ったのは１１月３日７：１５と山頂説明板に書いてあった。私が登ったのは１１月１５日で撮影時間は７：４０なので時期的、時間的にはあまり差がない。三ツ峠を手前にした見覚えのある富士山がそこにはあった。
　写真愛好家と思われる人達が朝の富士を撮るために早くから多く登っており、私が登る時間にはすでに下ってくる人ばかりで１０人以上に出会った。おかげで頂上は私一人となり、素晴らしい富士を心行くまで堪能した。
　近くの黒岳から牛奥ノ雁ケ腹摺山に向かう２時間ほど後には富士は雲に隠れてしまい本当にタイミングの良い富士山であった。
　
写真１：山頂からの富士
写真２：５００円札裏と同じ程度にアップした富士

コメント

kenpapa

雁ケ腹摺山
おはようございます。

特徴的な山名なので一度聞いたら忘れませんね。

いくつかの雁ケ腹摺山があるようですね。

fujinohide

３ツの雁ケ腹摺山
大月市に雁ケ腹摺山と牛奥ノ雁ケ腹摺山と笹子雁ケ腹摺山と３ツもありますよネ。

富士山の展望はやはり雁ケ腹摺山が１番だと思います。