そこで今週は今日しか時間が取れないので、急遽、午前中の雨の中、nobuさんのブログから咲いていそうな所の検討をつけて出かけた。集中工事中であることを忘れて東名高速道に入ってしまう。案の定、普通ならば15分もかからないのに40分近く沼津までかかってしまった。ガソリンを見ると空で残り走行距離0Km。慌ててインターを降りてガソリンスタンドを捜すが適当な所になく、かなりの時間を取られてしまった。登山口に着くと下は雨があがっていたが山沿いはまだ雨。今日はこんなに悪いことばかりが続くので花も見つからないかなと挫けそうになる。それでも.小雨の中、雨具をつけて捜しはじめるが見つからない。1時間30分ほど登ってみたが見つけることが出来ず、14時30分までには家に帰らなければならないので諦めて途中で引き返す。帰り道もシラヒゲソウの咲いていそうな個所を念入りに捜しながら歩く。すると引き返し始めて5〜10分ほどしてシラヒゲソウを発見。10株ほど転々と見つかったが、林間の暗い中、更に小雨にガスのため写真が上手く撮れない。それでも地元に残っていることが確認できただけで満足して歩を進める。登山口近くまで戻ってきたとき、やっとアケボノソウを発見することが出来た。群生でなく2株だけである。それもアケボノソウといえば花弁が5枚であるが4枚のアケボノソウであった。山の神様は私を見捨てずにご褒美を用意してくれていたのだ。
4枚のアケボノソウは初めて見たがどうもしっくりとこない。本当にアケボノソウかなと疑いながら帰宅。ネットで調べるとほとんどは5枚であるが4枚、あるいは6,7枚のものもあるようだ。
nobuさんのお蔭で貴重な花を愛鷹山系で見ることが出来、感謝・感謝。愛鷹山系にはコイワザクラやヤマシャクヤク、アシタカツツジなどの絶滅危惧種を始め、多くの花が咲いていることが確認でき、ますます地元の愛鷹山系を惚れ直した次第である。
帰り道、車を走らせていると7〜8m先にりっぱな角の大きな牡鹿が現れる。じっとこちらを見ているのでカメラを取り出している間に、悠々と林の中に消えて行った。今まで見た鹿の中では1番のりっぱな角を持った牡鹿であった。
帰りは新東名で帰ったが登山口から35分で家に着くことができた。
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