５０年（？）ぶりの点燈

　我が家には古いランプがある。私の父が市役所に勤めていたときに、当時の災害時の備品として市役所に保管されていたものである。５０年くらい前に、時代遅れのランプはお払い箱になり廃棄されることになったので父が貰ってきた。以後、私は骨董の趣味はないが玄関の脇に飾り物として置いていた。
　そのランプを見た人がこれは漁船用のランプだと話をしていた記憶がある。このたびの計画停電でこのランプに灯油を入れて点燈してみた。芯もしっかりしていて火は点くが、火炎を大きくするとススがひどいので、ススが出ない程度の大きさにすると、蝋燭程度の明るさにしかならない。それでも停電中には蝋燭と併せて部屋を照らしてくれた。
　恐らく、ランプにとっては５０年以上ぶりのお役目であっただろうと思う。

写真１：点燈前の昼間のランプ
写真２：停電時の点燈したランプ

コメント

naiden46

RE: ５０年（？）ぶりの点燈
私の家には　日本橋区　寄贈　酒保との文字が入った灰皿があります、
マッチ箱たてもついていますよ、日本橋区の区の字も口が三つ入った区です、

オヤジが酒飲みだったので、その関係かわかりませんが、
意味がよくわからず捨てずに残っていますよ、

私自身今はタバコはやめて使っていないですが、

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RE: ５０年（？）ぶりの点燈
おぉ！なかなかいい味がでてますね 灯油のランプですか！アルコールでも使えるかもしれませんね！

fujinohide

形見ではないけれど
naiden46さん、コメントありがとう御座います。
親と同居して、親が亡くなったあとも親が使用していたものは何か捨てがたく、ガラクタが残ってしまいますネ。
形見のつもりでは無いけれど、置いておくスペースがある限り残しておくつもりです。

fujinohide

RE: ５０年（？）ぶりの点燈
araigengaさん、ご無沙汰しています。
アルコールにすればススも出ないで火炎も大きくできるかもしれませんが、手元にある灯油で、取りあえず楽しんでいます。