私が子供のころは我が街にも映画館が6館ほどあったが映画がすたれるにつれ、廃館が目立ち20年以上前にとうとう全て、無くなってしまった。映画を見るためには隣の富士市まで行かなければならない状況が続いた。
2年前に十数年ぶりに娘から前売り券をプレゼントされた「剱岳 点の記」を富士市の映画館で見た。その映画館も去年4月に廃業され、とうとう近在に映画館は無くなってしまった。富士市と富士宮市を合わせて人口40万人だが地元では映画が見られない。そこで半年前に富士宮市のイ○ンショッピングセンター内に6ツの映画を映写できるシネマセンターがオープンした。
今回も娘が日頃の孫の世話のお礼にと「岳」の前売り券をプレゼントしてくれたので連れ合いと見に行ってきた。観客は20人前後で少なく、他の映画も同じような感じであった。観客数がこのように少ないと、また閉館してしまうのではないかと他人事ではあるが心配になる。
肝心な映画「岳」であるが多くの人が日記に書かれているので今更、書くことはないが私は読んだことはないけれどマンガの岳が人気があるのも理解できる内容である。歳をとるにつれ、涙もろくなってしまったが、思わず涙することもあった。なによりも、点の記でもそうであったが実写の山場面が多く、山好きには山を見るだけで楽しめた。
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