昨日、45年ぶりに愛鷹山の鋸岳を歩いてみた。鋸岳を最初に登ったのは47年前の19歳の時である。中学時代の友達に愛鷹山系を越前岳から愛鷹山まで縦走しようと誘ったところ、愛鷹山系は縦走するより鋸岳の割石沢ルンゼを登り下りしたほうが面白いから割石沢を詰めようとのことになった。
そこで私は初めての岩場らしい岩場へ彼に連れていって貰った。その後、鋸岳の面白さにはまり、2〜3年間は単独で割石沢でよく遊んだ。彼とはこの鋸岳だけが一緒の山行であったが、昨日は彼のことばかり想い出され、懐かしく鋸岳を縦走した。
彼は非常に優秀であったが家の事情で中学を出て、すぐに地元の大企業に就職した。この会社を選んだのも定時制高校に通わせてくれたからである。その後、会社を辞めて東京に出て、働きながら夜間大学を卒業した。その後も山には登っていたようであるが、30歳代になると、彼も地元に帰省することがなくなり、いつの間にか音信が途絶えてしまった。いまも山に登っているのだろうか? また一緒に歩きたいものだ。
百瀬慎太郎氏の「山を想えば人恋し、人を想わば山恋し」の言葉をしみじみと感じた1日であった。
そうですね。山と人。先日乗鞍岳に、めずらしいコラボで登りました。レコ仲間の関係で冬に湯の丸に登った佐久の方と、八ヶ岳で出会った若者と、山が縁で楽しい登山をいたしました。
山でかけたくても出かけずにうじうじしていた時期がありますが、あのときに山友達がいたら、もう百名山は終わっていたでしょう。それを思うと、やはり年代の近い山仲間がほしいですね。
若い人についていくのも大変です・・・・
hagure1945さん、こんばんは。
私は、半分くらいは単独行でしたがそれでも会社でハイキング同好会を作り、同世代、若い人と登っていました。
しかし退職後は、声をたまにはかけるのですが都合が合わずにほとんどが単独になってしまいました。
今年は大学時代のワンゲOB会が久しぶりに開催されることになっており、再会を楽しみにしているところです。
山を想いだすと一緒に登った人が蘇えってきますネ。
こんばんは
愛鷹山は、以前住んでた場所がふもとだったので、時間があれば行ってました。今は少し遠くなってしまい、行く機会もなくなってしまいましたが、私にとってやはり大事な、大好きな山です。
池の平から、位牌に登る道で、美しいブナ林があったのはきっとごぞんじですよね?私が愛鷹山に登り始めてまだ間が無い頃、その場所にたどり着いたとき、ここにはきっと天使がいるって思いました。
私の山好きはそこから始まってるんだなとこちらの日記から思い起こすことができました
huuka05さん、初めまして。コメントありがとうございます。
愛鷹山は黒岳の大杉、越前岳のアシタカツツジ、馬酔木、山系全体にブナも残っていますし、いろんなウツギの花やいろんな草花を見ることができて私も好きな山です。
今年の3月末に池の平から位牌岳に登りましたが、その時は池の平は馬酔木が満開でした。上のブナ林はまだ新緑は芽吹いていませんでしたが、新緑の時にまた歩きたいと思います。
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