昨日の父の日には連れ合い、二人に娘夫婦からポロシャツや私の好きな日本酒、剱岳・・点の記の映画鑑賞券などのプレゼントを貰った。そこで久しぶりに蕎麦を打ってお礼の気持とした。私は、蕎麦は3〜4回/年しか打たない。そのため今回も、のす時に失敗して四変形にすべきところが菱形になってしまい蕎麦が短くなってしまったがそれでも皆、旨いと言って喜んで食べてくれた。
私は定年になった3年前に、好きな事の一つとして蕎麦打ちを覚えようと富士宮市の蕎麦打ち教室に2回ほど参加して蕎麦を打てるようになった。この教室では蕎麦粉と小麦粉7:3で更につなぎとして大和芋を小麦粉と同量入れていた。
その後、裾野市在住の知人から自宅で蕎麦を打つから遊びに来ないかと誘われ出掛けていった。この知人は凝り性の人で蕎麦打ちにも凝っている。手打ち蕎麦屋での実演を何回も見ながら蕎麦打ちを覚えた人である。東京の老舗の雑誌にも紹介されるような有名な蕎麦屋にも行き、一般には見せない蕎麦を打っている現場を粘って頼み込み、見せてもらいながらコツも教えて貰ってきたほどの人である。蕎麦打ち道具は勿論、手動の石臼まで購入して自分で蕎麦粉を挽き、挽き立て、打ち立て、揚げたてでいつも蕎麦を楽しんでいる。
この知人に一般的なつなぎを入れないニ八蕎麦(小麦粉2、蕎麦粉8)の打ち方を教わり以後はニ八蕎麦で打っている。つなぎの大和芋を入れた蕎麦はそれなりの味わいがあるがニ八蕎麦の方が蕎麦の風味が強く、家族には好評である。
私は蕎麦打ち道具は何もなく家庭内にあるものを代用して打っているが充分に用を足している。ただ、のした蕎麦を切るのが苦労で太さがバラバラになってしまう。
太さがバラバラだと茹でるのが難しくなる。それでなくても家庭用の小さな鍋で茹でるので4〜5人前でも2回に分けて茹でなければならず茹で具合が最初の頃は一定しなかった。最近は吹き上がりの様子とタイマーによる時間とを見ながら茹でる様にして安定してきた。
せめて蕎麦切り包丁だけでも買おうかと思うが一万円前後するし、私は左利きなので特注になり割高になってしまうので迷っている。
近所に十割蕎麦(蕎麦粉だけ)を打っている人がいる。十割蕎麦を打つコツは水でなくてお湯を使う事だと教えてくれた。この次は十割蕎麦に挑戦してみるつもりでいる。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する