富士見は１０勝４敗２分

　私は富士山の麓の富士宮に在を構えている。そのため富士山に対して愛着もあり、その分、こだわりも強いかもしれない。「関東の富士見百景」とか「富士八景」などと富士山の見える絶景場所にはできるだけ行ってみたいと念じている。
　その中に、「大月市秀麗富嶽十二景」がある。山梨県大月市が市内の山から見える富士山の絶景を選んだものである。十二景は以下の通りである。
　　１番：雁ケ腹摺山・姥子山
　　２番：牛ノ奥雁ケ腹摺山・小金沢山
　　３番：大蔵高丸・ハマイバ
　　４番：滝子山・笹子雁ケ腹摺山
　　５番：奈良倉山
　　６番：扇山
　　７番：百蔵山
　　８番：岩殿山
　　９番：高畑山・倉岳山
　１０番：九鬼山
　１１番：高川山
　１２番：本社ケ丸・清八山
の１８座を挙げている。先日、９番目の高畑山・倉岳山を登ってきた。これで１８座の中で残っているのは奈良倉山と姥子山の２座である。残りが少なくなると全部登ってみたくなるのが人情である。当初は計画していなかったが、今年の山行予定に加えるつもりだ。
　しかし登った１６座のうち、肝心の山頂からの富士山が見えたのは１０勝４敗２分である。
(２分けとは少ししか見えなかったもの）
４敗の山についても機会を作って山頂からの富士山を見たいと考えている。

写真：１番目の雁ケ原摺山からの富士山(旧５００円札の裏の富士山）