僅かな距離なので山行記録でなく日記で紹介させて貰う。
富士山大宮新道の県道180号線はカケスバタの上で、曲がりくねって一合目に至る。この車道が出来る前には人の歩く登山道はもっと直線的に登っていたことが想像される。そこで古い文献を調べていたら次のようなカケスバタ付近説明の文が見つかった。
「自動車道をそのまま辿ってゆくと、間もなくぐるぐると大きなカーブをし始めるから、徒歩者は要領よく、まっ直ぐな小径を登ることにして、無駄なアルヴァイトをしないやうに注意するがいヽ。」富士と其の付近の山々:春日俊吉著(1939年発行)
そこで時間がなく12時まで家に戻らなければならなかったので予備調査として15分だけ歩いてみた。その結果、踏み跡もはっきりしない箇所もあるが何とか歩けそうな感じで間違いなく人が歩いた登山道だと確信した。機会を見て一合目まで歩いてみるつもりだ
写真1:県道180号線(富士山スカイライン)のカケスバタから一合目までの国土地理院の地図
写真2:今回歩いたカケスバタ上の旧登山道の一部GPSログ。
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