本日、ダイヤモンド富士を見るために矢倉岳ハイキングを計画していた。
私が事務局をしているボランティアグループ「えんの会」では毎月県道や朝霧高原の国道の清掃を中心としたボランティア活動をしている。ボランティア活動以外は年1回の総会、バーベキュー大会、新年会でお酒を飲みながら会員の親睦を深めている。
しかし会員だけでなく家族も参加できるレクレーション的な行事もして親睦を深めようとの意見で、最初に事務局の私が軽ハイキングを兼ねてダイヤモンド富士の撮影会として4月14日の本日、静岡・神奈川県境の矢倉岳ハイキングをして山頂からダイヤモンド富士を観賞を計画した。
昨日は最高の天気であったが今日は午後から雲が出て夜遅くから雨の予報であった。富士宮でも11時過ぎまでは晴れていたが11時30分には富士山は黒い雲の中に隠れてしまった。矢倉岳近くの御殿場市のライブカメラで朝から様子を見ていたが、11時50分までは富士山が見えていたがその後雲に隠れてしまった。
計画実行か中止か随分と迷った。今回参加希望の11名の内4人はかなりの山の経験者であるが、その他の人はハイキングと言うよりもダイヤモンド富士を見たくて参加希望した人達である。山好きはたとえダイヤモンド富士が見られなくても山を歩くことである程度満足できるが、ダイヤモンヅ富士だけを目的の人は強行しても意味がない。
午前中は、ダイヤモンド富士がもし駄目だったら近くの温泉に入り親睦を深めれば良いと考えていたが時間の経過と共に、この分ではダイヤモンド富士は100%無理の状況と予報、ライブカメラから判断せざるを得なかったので12時30分に皆に中止の連絡をした。
その後もやはり判断が正しかったと思われる天気であったが16時頃から雲の合間から薄日が差し、富士宮からも富士山が再び顔を出し始めた。御殿場市のライブカメラを注視していると17時10分頃から富士山が少しずつ見え始めた。そして、なんとダイヤモンド富士の予定時間の17時40分頃には完全ではないが富士山も太陽もうっすらと顔を出しているではないか。
計画を強行すべきだったと悔やんでも遅い。皆がダイヤモンド富士を見たいという期待を私の独断ですべて裏切ってしまったことになる。私の判断に情けなくなり、皆に本当に申し訳ないと心を痛めている次第である。
fujinohide さま
おつかれさまです。
むかしの表現ですが
「どんまい」
決行していて雨でも降られたら「幹事は何をやってるんだ」と非難されますのでねぇ。
仕方のないことですよ。
77ms1ksbさん、賢パパさん、有難うございます。
矢倉岳のダイヤモンド富士は年に1回のチャンスしかありませんが、他の企画を考えて名誉挽回を図りますワ。
先日、2000本安打を放ったラミレス選手が、「ショウガナイネは良い言葉だね」と言ったそうです。
普通の人を遙かに凌ぐ努力家でも、ショウガナイネと思う瞬間はたくさんあるんですね。
天気は人知の及ばないところです。富士山を撮る人は一枚の写真を撮るために何度も通い、時には車中泊して粘っていたりします。私にはこの根性はありません。
かたや登山とあれば、強行してトムラウシみたいになっても困ります。
下山したら、山頂が良い天気になっているように見える、というのは良く聞く話です。
撤退名人より(笑)
upaさん、有難うございます。
1つの道を究めた人の言う「ショウガナイネ」は重みがありますよネ。我々凡人がショウガナイネとあきらめてしまうのは言い訳になってしまいます。今回の判断しろ、判断する前に本当に全てを調べ尽くしたかと言えば嘘になるし、午前中は強気だったのが正午頃から急に弱気になった自分の中に、この計画に消極的な面があったのではないかと自問自答しています。
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