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民話の里の遠野を通って早池峰山登山口の河原坊に8時10分到着。駐車場は満杯で辛うじてスペースを見つけて止めることができた。
8:45登山口をスタート。コメガモリ沢沿いの道は適当な風があり、暑さをやわらげてくれる。頭垢離まで登るとガスが出てきて涼しく歩き易くなった。体調も良く、いくらでも歩けそうな感じである。頂上近くの大きな岩が近くなるとハヤチネウスユキソウが目に付くようになる。
頂上はちょうど昼時で多くの人が休憩していた。山頂の写真も次から次への人でなかなか撮るチャンスが無い。やっと人の入っていない山頂の写真を撮り、頂上西側の人の少ない所に場所を確保して昼食とする。
山頂より少し西側の鶏頭山方面に入ったほうがハヤチネウスユキソウは多く咲いていた。もちろん、これ以外にもミヤマオダマキ、アズマギク、ミネウスユキソウ、マルバシモツケ、ミヤマアケボノソウ、コバイケソウ、ヨツバシオガマ等の高山植物が目を楽しませてくれた。
花の写真は撮れたがガスはなかなか取れず、周りの山は見えない。風も強くなってきたので小田越に下山開始。小田越まで下ると快晴で、早池峰の上のほうだけにガスがまとわり付いていた。
河原坊まで車道を30分ほど歩いて駐車場に13時30分に着く。車は日照りでカンカンに熱くなっていた。エアコンが効くまで車の窓を全開にして風を入れ、その後窓を閉めようとしたら、後部座席のパワーウインド−のレギュレ−タ−が壊れて窓が閉まらなくなってしまう。仕方なく盛岡への途中、修理工場を見つけ、応急的に窓を閉め、開かないようにしてもらった。
盛岡では約10年ぶりに72歳になられていたTさんに会う。Tさんは山とカメラが趣味で、特に花の写真を撮らせたらプロ級である。今でも秋田駒ケ岳などに高山植物の写真を撮りに歩かれているとのこと。Tさんのご自宅の近くから早池峰、岩手山、秋田駒ケ岳が見える場所があり、毎日眺めに出掛けるのが日課となっているご様子。Tさんはよく百瀬慎太郎の名言「山想えば人恋し、人想えば山恋し」を口にしていたが「山を想い出せば一緒に登った人が恋しくなり会いたくなる。人を想い出すとその人と一緒に歩いた山が恋しくなりまた歩きたくなる。」を実感した山行となった。
写真:早池峰山の固有種ハヤチネウスユキソウ
心に沁みる言葉ですね。
山だけではなく、人生における経験全てに
置き換えることができますね。
そのような経験を重ねて生きていきたいです。
ittaさん、こんばんは。
山に限らず、いかに良い思い出を作るかでしょうネ。
それぞれの多くの人に出合いますが、その人の想い出の中で想いだしてもらえるような人間関係・絆を構築したいものだと日頃から思っています。
fujinohide さま
すてきな言葉です。
私はこれに、、、
「一緒に飲めばさらに恋し」
芋さん、奥多摩馬蹄山行、お疲れ様でした。
30Km以上歩けば正常な人でも膝が痛くなりますよ。
のんびり、永く山を楽しみましょう。
「一緒に飲めばさらに恋し」これは芋名言集の中でもトップですナ。これから活用させて貰います。
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