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鷹ノ巣登山口から往復のコースタイムは、玉子石まで足の延ばすと11時間近い。できるだけ早く出発するために郡山を夜中の1時に出発し、桧枝岐集落を通り過ぎて平ケ岳登山口に着いたのは4:20。急いで朝食のサンドイッチを食べて4:40薄明かりの中を出発する。平ケ岳の名前に反して下台倉山まで急登が続く。朝の涼しいうちなのであまりバテることなく登ることができた。
池ノ岳までの登ると山頂から姫ノ池とキンコウカの黄色で埋め尽くされた湿原が展開し、まさに別天地であった。木道脇にはタテヤマリンドウの紫が目立つ。ニッコウキスゲとチングルマは遅かったがミヤマダイモンジソウ、ハクサンフウロ、イワショウブ、モミジカラマツ、コキンレイカ、コバイケソウなど多くの花を楽しむことができた。
平ケ岳山頂は確かに平で広くてどこが山頂か分からない。二等三角点を見つけ、そこが頂上であることを確認する。ここまで来るのにかなり疲れたが時間も11時前なので800mほど離れた奇岩の玉子石を見て下山することにした。玉子石は岩山でもない湿原の上の台地に良くこのような形の石ができたものだと不思議な感じがする。後に登った森吉山の一ノ腰の先の森吉神社で玉子石と似たような形の石を見たがこちらは宗教の関係上、少し人為的な感じであるのに対し、平ケ岳の玉子石は自然が作り出した悪戯のように思えた。
平ケ岳は山頂付近や姫ノ池・玉子石周りに池塘が多く点在する湿原で、花が咲き乱れ夏の花のシーズンが1番の山だと思う。この付近の山は会津駒ケ岳、田代山、鬼怒沼など山頂付近に池塘を散りばめた湿原のある山が多く、夏には多いに花を楽しませて貰った。
下りは暑さにバテバテになりながらも予定より早い15:50に登山口に戻ることができた。休憩も含めた行動時間が11時間強。最近は1日の行動時間が6〜7時間程度の山しか登っていなかったので11時間を歩くことができ、まだ体力があることにうれしくなった。
帰りは桧枝岐温泉で汗を流してから郡山に戻り、永年の宿題が1ツ片付いたようで安堵するとともに、単身赴任の一人身の寂しさを紛らわしながらビールを心行くまで飲み明かしたことは言うまでもない。
fujinohide さま
行けてない遠いお山の一つです。
是非歩きたい山です。
今年は、、、酒良し、温泉良し、食べ物良しのこのエリアから始めて東北方面北上で攻めたいところです。
会津田島のお酒・・・男山ジャマイカ
その次は
妄想は、、、飲みながら
休日前の自由時間で至福のひと時
東北方面はどうしてもアプローチの関係で行きにくいですよネ。
会津の酒では花泉が1番好きですネ。郡山に居る時でもなかなか手に入りにくく、置いてある飲み屋に良く通ったもんです。
清里スキー、本当にお疲れ様でした。9日は我が家でも20cmと20年ぶりの積雪になりました。そのためノーマルタイヤしかないので今日の山予定は中止せざるを得ませんでした。
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