郡山に単身赴任して東北地方の登りたい山を中心に歩いていたら、深田久弥の日本百名山も残り13座となっていた。ここまできたら完全制覇せざるをえない。残っている山は九州、北海道、四国と遠方ばかりであるが、日本百名山ピークハンターと言われようとも残りの山頂を目指すことにし、手始めに四国の剣山と石鎚山を1泊2日で計画した。
富士宮の家を0:30に出発。東名高速・名神高速・中国自動車道・山陽自動車道・神戸淡路鳴門自動車道と徳島まで高速道を走る。一度もインターを下りて一般道を走ることなく徳島まで来られるとは便利になったものである。家を出て8時間後の8:35、剣山登山口の見ノ越駐車場に到着。
時間の余裕はあるのでリフトは使用せずに、良く整備された歩きやすい登山道を登る。リフト終点駅の西島を通り過ぎて大剣神社を回って行くことにした。しかし剣山のいわれと言われている大剣岩もそれほどのものでなく、少しがっかりして山頂に向かった。山頂近くには神社をはじめ3軒の山小屋が建っていた。三角点のある山頂へは広い笹原の草原で、保護のため木道が設置されている。
頂上は風が強く、5月の風はまだ冷たく顔が痛くなる。慌てて神社に戻り、記念に連れ合いが集めているフクロウ(不苦労)のキーホルダーがあったので買って下山開始。西島まで下って日なたでのんびりと昼飯とする。リフトはいっぱいで次から次に人が上がってくる。見ノ越までは少し遠回りになるが、往路と違った道を下ることにした。こちらの道は人が少なく、静かな山の雰囲気を味わいながら11:40に駐車場に戻る。
途中の泊まれる旅館を捜しながら石鎚山に向かう。国道439号線を走らせていると「かずら橋」の案内があり、立ち寄ってみたが30年前に訪れた時の印象とかなり違っていた。さらに車を走らせるとまた「かずら橋」の案内表示がある。こちらは人が溢れていて大きな駐車場も満車だった。昔見たのはこちらの橋だったようだ。帰宅してから調べると最初のかずら橋は三好市東祖谷菅生のもので、後の橋が有名な西祖谷山村にある橋であった。
本来は事前にしっかりと計画を立てて温泉を予約して泊まるのが1番であるが、仕事の都合で休めるかどうかも分からなかったので宿の予約は取っていない。観光地は5月の連休のため飛び込みで行っても泊まれる宿はないと考え、途中の名も知らない小さな町で旅館・ホテルを探し、空いているか確認するがいずこも満室で泊まることができなかった。
車中泊を覚悟しながら車を走らせていると、ドライブインの看板に宿泊可能と出ている。早速、空室があるか尋ねると大丈夫とのこと。宿泊棟はドライブインとは別棟で、食事はドライブインで食べるようになっており、ここでの宿泊客は私だけであった。
ヒデさんこんにちは!
最近ご無沙汰なジョニーです。
毎回百名山シリーズの日記楽しませてもらっています 8時間の運転はピークを踏む以上にキツそうですネ
ところでこの日(4/27)もしかして朝霧で清掃活動していました?えんの会の車も見かけたのでヒデさんいるかな〜なんて思いながら通り過ぎました。
お会いした事は無いので分からないですが、ゴミ拾いしながら南下しているグループの先頭あたりを歩いている方がヒデさんぽいなと勝手に思いました
清掃活動ありがとうございました!
Johnnnyさん、その後の頸椎の状況はいかがですか?
早く良くなり元気な山行記録を待っています。
27日は朝霧高原道の駅からドライブインもちやの間の清掃活動を実施していました。私は、北上している方のグループで赤色灯を持って、交通安全を担当しながらゴミを拾っていました。
国道139号線は世界遺産に登録されてから残念ながらゴミが増えて拾いきれないぐらいです。私たちがゴミを拾っている姿を見てポイ捨てが少しでも減ればと思っています。
同じ市内にいながら一度もお会いできていないのは残念です。軽く一杯やりながら山の話をしたいものです。
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