昨日、山静県境の大光山(おおぴっかりやま)を歩いてきた。
大部分の道は問題ないが奥大光山から安倍ノ大滝への下山路は嫌らしい箇所が数箇所ある。
私は数年前まで一般の登山道の岩場や急斜面に取り付けられている鎖やロープは出来る限り使わないで登っていた。しかし3年前に妙義山の岩場で足を滑らせバランスを崩して回転しながら5mほど転落してしまった。眼鏡、ザックは壊れてしまったが打撲、擦り傷だけで大事にならずに済んだのは幸運であった。
その後、他の山々で2回ほど、転倒し数m落ちることが続いた。今までならば岩場で少しくらいバランスを崩しても咄嗟に体勢を立て直すことができたが歳を取るとそのまま転倒してしまう。それを自覚してから今まで何とも感じなかった簡単な岩場でも恐怖心を覚えてしまう。
このことを自覚するようになってからは慎重に慎重に岩場を通るようになりスリップしたり転倒することはなくなった。
昨日も両側が切り立った歩幅が30cm程度の極端な痩せ尾根部分を渡るとき知らず知らずに怖さを感じてヘッピリ腰になっている自分に気が付いた。ヘッピリ腰になればなるほどバランスを崩し易いのでこれくらいの尾根は今まで何回も歩いてきたではないか、大丈夫と自分を勇気付けながら腰を立てなおして歩いた。
これからは岩場の鎖やロープを多いに利用させて貰うつもりでいる。
fujinohaideさん、はじめまして。
怖いときは、我慢や無理をせずに腰を低くした方が安全かも知れません。
怖さを克服しようとする気持ちは分かりますが、転倒もされているようですので、無理せず受け入れるといいと思います。citrus
fujinohaideさん、今晩は。
本当に、年とともにバランス感覚が悪くなってきますねぇ。
最近は、日帰り以外の冬山と夏の沢登りは単独禁止令が出されています
若い時の様に、ガンガン登る山はもう手が、いや、足が出ないのでボチボチ登る山にここ数年切り替えざるをえません。チト寂しいですが…
fujinohideさんこんにちは。
私もまったく同感です。還暦を過ぎ自分でもバランスが悪くなったと実感しています。 単独登山なので、より慎重になりますし、あまり無理をせず、それなりのルートを選んで、山登りを楽しむことにしています。
こんばんは。
安倍奥の山々は私も良く行く山域です。
昨日は天気が良く景色も良かったのではないでしょうか。
私も両側が切り立った痩せ尾根はもちろん
急な下りや片側が崩れ落ちている登山道など
怖くて怖くてしかたがありません。
何か恐怖心を取り除く方法って無いのですかね。
皆さん、コメントありがとう御座います。
中高年登山者の救助・遭難で1番多いのが転倒による怪我や転落との事ですが実際にバランス感覚の衰えを実感すると納得してしまいます。
御互いに自覚することによりコースの選定から実際に悪路に出会ったときには集中力を高めて慎重に歩きたいと思います。山の遭難はベテランでも新人でも本当に危険な所よりもこんな場所でと思われる箇所が多いようです。
私も過去、3回転倒した岩場は本当に簡単な場所で集中力が足りなかったためと反省しています。
fujinohaideさん、今晩は。
私は以前から、山好きなのに高所恐怖症「気味」で、高度感のある岩場などは非常に緊張します。
同じく還暦過ぎ頃からバランス感覚が悪くなってきた自覚もあって、昨年登った戸隠山の「蟻の戸渡り(だったかな?)」の短い痩せ尾根でも、大変緊張しながら四足で渡りました。
でも一方ではそんな場所に行きたい気持ちもあって、我ながら困ったものだと思っています。
ともあれ、慎重に行動することで事故に遭わず、山をいつまでも楽しみたいと思ってます。
私も以前、戸隠山に登り、その時は蟻の戸渡も何の恐怖心を抱くことなく歩きましたが今では怖くて歩けるかどうか判りません。
私も数年前までは岩山が好きで妙義山の尾根歩きなどを楽しみましたが最近は花を楽しめる山に移行しつつあります。
とにかく何時までも山とは離れずにいたいと思います。
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