2日目は宮崎県の青島や鬼の洗濯板、サボテン公園、鵜戸神宮を見て回ったが、サボテン公園など青春真っただ中に訪れた時に比べて本当に寂れてしまっていた。この日は指宿温泉に泊まり名物の砂風呂を楽しむ。
3日目、やはり快晴の中、開聞岳に向かう。海面から円すいの富士山そのままの形で開聞岳がすくっと立ち上がっている。途中のコンビニで昼食を買おうとしたが登山口までにオニギリを売っているような店が見当たらない。今から登れば昼頃までには下りてこられると考え、食料は飴しか持たずに出発する。開聞岳といえども山である。山に食料を何も持たずに登ったのはこれが初めてであるが、天気も良く道もしっかりしているので大丈夫と判断した。
登山口から樹林帯の展望の無い道を五合目までくると海が見えるようになり、長崎鼻の形状がはっきりと見える。7〜8合目は岩の間の道となり海も見え、螺旋状に登山道が付いているのが良く分かる。頂上には予定通り2時間30分で着く。10人前後の先客がいた。山頂からは池田湖、桜島、霧島山系、大隈半島と見え、南を見ると種子島、屋久島が海の上に浮かんでいるのが見える。私は海岸近くの海抜ゼロから歩き始めた山も利尻岳、羅臼岳、新潟柏崎市の米山、地元静岡の浜石岳・・・などかなりあるが、山の上からこんなに近くに海が見えるのは開聞岳が1番である。開聞岳は海に突き出ているような山で海岸の聳えている山の中でも最高の景色と私は思っている。
頂上で飴玉を舐めてから下山する。登山口には12時50分に着き、近くの流しそうめん屋で少し遅い昼食とした。今でも、連れ合いから飴玉3ツで山に登らされたとお小言を言われ、少し無謀だったなと反省しきり。
来るときは指宿スカイラインを通ってきたが、あまり展望も得られなかったので帰りは海岸沿いの道で桜島を眺めながら鹿児島に戻った。帰りの羽田行きの飛行機で空の上から、薄暮で赤い夕焼けの名残をとどめながら暗くなって行く霧島連山、開聞岳を見ることができた。その姿が非常に印象的であり、登ってきた山を眺めながら感慨ひとしおであった。
開聞岳は地図を見ても美しいですよね
ボクもこの秋に屋久島のついでに残っていた韓国岳と、これもついでに高千穂峰にいく予定です
naiさんの計画を以前見て、九州方面に行くんだなと羨ましくなりました。
屋久島に行く船からの海上の開聞岳も良いですよ。
naiさんならば、移動手段を旨く計画すれば開聞岳も霧島の前後に日程内で登れると思いますので是非登ってきてください。というか、開聞岳だけを登りに静岡から行くことはないと思いますので。
hideさん 開聞岳は2年前に登ってるんですよ♪ でももっと快晴で登れたらもっと良いだろうな〜とは思っておりますが、現地の友達とも久々に遊びたいしで
あ!そうでしたか。もうすでに登っていたんですネ。
最近、北関東地区を始め、深田久弥百名山巡りが盛んですネ。
残りはどれくらいですか?
いわゆる百名山は53個になりました。。ってか、まだ半分です(汗)
夏休みは東北の山を2つ3つ、、と考えております
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