|
|
|
すでに4回目の周回道路を迷うことはない。
思えば去年の三月・・同じ18;00はすでに周囲は真っ暗だった。
小淵沢ICからナビ頼りの走行で、ヘッドライトに浮かび上がる道路の端には、ところどころに雪があった・・
それから回数を重ねるたびに情報を提供していただくようになりレコの下調べもリアルに見た光景が増えてくる。
つまり、点の情報が、線の情報となって、頭の中でようやく面となり、標高をくわえると立体のリアリティで捕らえることができるようになる。
点と線までが情報収集の限界かもしれない
現場を踏むと、それが面へと昇華していく
で、それを踏破して情報と照合してようやく立体で認識できるようになる。
さて、そこをショートカットできる能力・・が・・ふふふ・・地図読解力なんでしょうね
______________
お〜い、前フリ長いぞぅ〜〜ってか(^o^))))
今回の赤岳鉱泉から天望荘への山行・・
1/25000の地図の限界を見ましたね(いまごろかよ!ってか

山屋って不思議な文句たれの集団!(笑
山に標識、赤テープ多ければ面白くないって文句垂れるし、それが無ければないで不安だと泣き言を垂れる(超偏見物言いです、って言うより自分のことです、はい。

今回も赤岳鉱泉から硫黄岳への登山道は最初はトレース明瞭でハイキング気分で歩きながら、ちょいとした渡渉などに出ると「冬道ショートカット!」などと勝手に近道分け入るし、ジグザグルートも「ウィンタービクトリーロード!」などと叫びながら直登トレースつけてしまうし・・(わたしだけ?すみません

あげくトレースなくなると結局、双眼鏡出して赤テープ探してるし(大笑
で、見つからなくて勝手に「ポジティブueda新道!」などと訳のわからないことをつぶやきつつ直登しては、行き詰って「こいつは難しい山だ」などとほざいている

勝手に自分が難しいルート作っているのにね(バ〜〜カ!ですね

そんなこんなで・・赤岩の頭にでました(って、経験談かよ

_________________
笑い話みたいに記述したけど・・
これまでのお話で必要な技術ってなんでしょうね
わたしの独断で「情報収集能力」と集約しておきましょう
これはPC上からの収集能力から対人関係による情報収集および現場における自分自身の「目で見て頭で判断する」という能力が必要なんでしょうね。
つまるところは、その判断をいかなる理由、訳あってするのかということ。
経験なんていうと実も蓋もない話。
現実の話で言うと・・急坂でルートロスト
そこで確認したのはガーミンによる目標方向確定
しかし、その指し示す先は、とんでもない下り・・
その小さなカール?を避けて直登(これしかできない)すると、1.8mほどの小さな雪庇の下に出ました
その1.8mほどの雪庇はオーバーハングしていて、目標とは逆方向に樹林帯が広がっているのが視認できたので、そちらに逃げながら、樹林帯でわたしの胸のシュリンゲとカラビナでビレィしてどうにか雪庇の上に、出ました。
それからはその先の急坂をトラバース気味に目標一直線で、ドンと開けたところが、赤岩の頭でした
これ・・実際の記述だけど・・参考になるかしら

__________________
文章を読むと苦労してるようでしょ?
ふふふ・・実際は超楽しんでます

だって、明瞭トレースは、ただのハイキングだもんね
むっ?トレース消えたぞ?からが、自分の山登り

ここからは何時間かかっても目標達成能力の試しどころ(笑
ここで重要なのは装備の確認と自分の限界設定でしょうね
安全は自分を知ること・・80%の能力で登山することでしょうね
___________________
え?例の天望荘手前の岩下りですか?
あれは・・能力の120%を要求されました・・マジ・・
だ・か・ら・・涙目・・
な〜んてね(笑
正直にいうと80%は下れるかな?
ということは・・5回に1回は堕ちるのね(怖
で、下に降りたときに・・左手の小指と薬指が腫れて握れなくなってました。
医者いわく「何か・・必死で握りましたか?」だって・・
骨に異常ないけど筋肉が硬直状態。
いわば、まだ筋肉が興奮状態で硬直しているんですって(笑
ということは・・体力的・心理的恐怖からいうとやっぱ120%の能力を発揮して筋肉が硬直状態のままなんでしょうね・・
__________________
登山の技術ってメンタルを超鍛えなければだめでしょうね
100の技術を持っていてもメンタルが弱ければ、ミシン踏むことになるし・・
逆にメンタル強くても技術なければ、無茶な行動で滑落してしまうのでしょうね
講習会・ボルダリングなどでの習得する技術が登山の土台でしょうね
そこに自分の経験に基づく知恵をブレンドして、低山を数こなして度胸をつけてはじめてトラブルを、ちょいと楽しめるようになるかもしれませんね。
もっとも、わたしのように常にトラブル登山は避けたほうがいいかもですが(笑
ただ、リフターさんが記述されていたように常に向上心を持って挑むのが大事なんでしょうね
ふふふ・・わたしは若くないので、力に見合った山を楽しめれば充分です、はい。
お山の技術・・進む技術・止(や)める技術・留(とど)まる技術のまえに「情報収集力」が一番大事な基礎技術かもしれませんね
赤岳鉱泉〜天望荘の山行を終えて・・
わたしの真摯な反省文でございます、はい。
でわでわ
八ヶ岳・・これからは厳冬期を除いては、小屋を利用させていただきます。
軽量ザックでサクサクが、このお山には合っているかも・・と、実感しました。
一枚目 完全にルートロストで直登
二枚目 この梯子の向こうからトレースが乱れます
三枚目 ピンボケですが、このトラバースはたいしたことないですね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する