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この夏に損保ジャパンと統合された会社です。
みなさまご存知の御嶽山の噴火災害により、かの会社からも9人が登山しており、3人しか戻らなかったようです。
わたしが山をやっているのは、得意先も承知しているゆえに「大丈夫ですか?」の問い合わせが数多くよせられました。
しかも、オーナーからも「登山は止められないのか?」との話も。
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いま、改めて自分の登山の意義を考えさせられてます。
もちろん、周囲に説明することを前提にしてですが・・
昔から問われること・・
「なぜ、山に登るのか?」
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社会人になって山から遠ざかること二十年余り・・
組織の中間管理職となっての人間関係の軋轢に悲鳴をあげそうになって向かった山・・
当時は、営業職で毎月、毎月数字に追いかけられての四面楚歌。
そのころは、土日が休日だっただけに誰にも会わない山で、何も考えることなく呆けていました。まさしく逃避行でしたね。
それが縁あっていまの職場に転職してようやく落ち着いて山に向かえるようになったのでしょうか・・
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なぜ、山に登るのか?
正直に答えると・・
まずは、都会の喧騒を避けたいという想い
つぎに、純粋に雑誌やレコで「この景色を、この目でみたい」という想い
ただ、汗水たらして夜間に何も見えない登山道をひたすら登っていると、荒い呼吸の隙間から自分の罪悪が吐き出される気分になるのは事実です。
罪悪・・それは法律的な罪というものでなく限りない無始無終の命にこびりついた垢のようなもの
キリスト教的に言うと「原罪」というものでしょうか?
わたしは、かの宗教には詳しくないのですが・・
わたしの言わんとする「罪」とは、他の命を犠牲にして自分の命をつないで行く生命のもつ根底からの罪のようなものでしょうか・・
正直にかぎりなく正直に生きて行きたいものの、言葉にするだけでウソになり、若気の至りで他人のウソを非難するとそれはブーメランのように自分を傷つけてしまうというパラドクスの複雑な真偽の世界。
ただ、黙って淡々と歩く山道が、自分の人生のわずかな真実の時間のように感じる・・ゆえに・・山を歩きたく思うのですが・・
こんなことを説明しだすときりがないですね。
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昔、山で死ねたら本望だという先輩がいた。
いまも元気で宮崎におられますが・・
山がすき・・だから山で死ねたら・・って、本当かと考えます
わたしは、やはり人生を歩んだ家族に見守られていたいものです。
ということは、わたしの山は、それほどのものだということなんでしょうか・・
山・・考えさせられることが多いですね。
でわでわ

「山で死ねたら本望」っていうのは、良く聞く言葉ですが、決して登山家の本音ではないでしょうね。マスコミか何かが、勝手に作り上げたものじゃないかって気がします。
いま、世界のトップクライマーのインタビューを集めた本を読んでいますが、ラインホルト・メスナーをはじめ多くの登山家・クライマーも、「山に登るのは、無事に文明社会に戻ってくるため」という意味の発言をしていますよ。
クロスさん、おはようございます
若気の至りとはいえ、昔はよく耳にする言葉でしたね
どんなことでも道を極めた人というのは、極一般的な常識人なんでしょうね・・
山に登るのは・・無事に職場に帰るため・・って応えましょうか(笑
好きなこと・・山は、その奥にまだなにか言い足りないことがあるんですよね
一緒に汗を流さないと理解していただけないようです
でわでわ
だから、山への想いを共有できる仲間が愛しいのでしょうか
こんにちわ
いや〜ホントになんで登っているんでしょうね(笑)
正直、言葉で説明するのは難しいですわ
uedayasuji さんのようにうまく言えません
しかし、人生生きているといろんな事があって
時には押しつぶされるような感覚になる時があります
その時に、ただ黙々と汗をかいて息を切らして山に
登りたいと無性に思いますね
なんでなんでしょうか?
そして美しい景色や利害を超えた仲間たちと
大笑いで歩く爽快感!
これってやっぱり現実逃避なんですかね
ようわかりませんけど、でも
やっぱり「登りたい!!」
解っているのはこれだけですわ(笑)
karankurunさん、コメントありがとうございます
ふふふ・・言葉で説明すればするほど・・何かが足りなくなりますね
山がすき・・なんで?・・って・・いわれても(^^;的な感じですね(笑
世間では、どうしても理解できないようです
登山ブームと言われてもゴルフほどでもなし経験者もわたしの周囲では数少ないですね
でも、山に行って元気になって帰るから、嫁もさほどに反対しないですね
雪山だけは、阻止されますが(^^;
はっきりいえること・・山が好きだから!
結局は、これしかないでしょうね
でわでわ
「自分の罪悪が吐き出される気分になる。」
単独で慣れた山に登っている時にそんな気分になります。
逆に、「こうやって苦労、困難を自分の身に与えればこの先に降りかかる不幸から逃れられるのでは?」とも。
景色の良い山の時は単純に「うわー
ん?考えてみれば、最近はその方が多い様な気がします。きっと良いコトですね。
こんちわ〜アルピさん!!
罪悪が消えて失せたのかもね
無罪放免(大笑
やっぱり仲間と登って騒いでいるときが楽しいですね
これからも一緒に楽しく登りたいものです
でわでわ
倶楽部登山でも集いでも一緒に考えようよ!
雪ん中でもOKだよ〜〜
ueda さん、今日は。
なかなか深刻ですね。偉くなれば、色々制約があるの無理ありませんね。
個人的には色々な思いがあっても、他人からみれば所詮遊びに過ぎません。社会的責任と言われれば、立場によっては反論が難しい時もありますね。お察しします。何とか煙に巻いて下さい。
私は、登山も遊びの一つで、大変面白い時間つぶしだと思っています。登山の他にスキーとゴルフをやりましたが、3つ共同じ様に面白いと思います。しかし、この歳になると登山が一番ですね。
と言ふのは、体力、技量に合わせて、山を選び、季節を選び、登り方を選びと自由に融通がきくからです。
末永く楽しめるのはいいですね。しかし、登山は死と隣合わせの所もありますから、それに対する準備も大事ですが。
それに、今回の御嶽山のようなこともあるし・・。
ところで、私も若い頃は山で死ぬのは本望だと思っていましたが、ある岩場で、私らの前日に登っていた、他のパーティーの2人連れが、私等が取り付きに着いた時、滑落して死んでいました。頭が割れて脳みそが散乱していました。これを目の当たりした時、全身が凍りつきました。
警察に連絡して、荼毘に付す所迄運び、終わるまで付き合いました。
これを経験して、山で死ぬ事がどう言ふものか、身に沁みて解かりました。今までの思い込みが、如何に青二才の幻想であったか思い知らされました。
それ以後は、愚の骨頂だと思っています。
mesnerさん、こんばんわ
実はオーナーはわたしの叔父にあたります。
92歳のオーナーにしてみれば「おれより三十歳も若いのだからあと三十年仕事しろ!」
大正生まれの昔かたぎですので、会社を休むのが大嫌い!
後期高齢者になろうとも仕事のあるのはありがたいことなんでしょうがねぇ〜
わたしは、お気楽ですから自分がいないから責任者が育つという主義主張(笑
実際、いまでは若い方に責任をもって仕事をしていただいてます。
ともあれ、そんなこんなで身体を案じてもらうのはありがたい話です。
みなさん、山でオロクに会ったとかいいますが、わたしはその経験はありません。
ただ、山では絶対に死んではいけないと思ってます。
それは、こんな素敵な山を見て悲しむ人を増やしたくないからです。
慰霊碑をみると、どうにかならなかったのかと断腸の想いです。
ただ、このたびの御嶽山・・人災の要素もあるだけに悔しいですね
地元では、余震になにかあるのではと、気象台に電話を入れた人もいるとの話を聞き及んでます。
一刻も早い救出下山ができますように祈ってます
でわでわ
本日あたりは、かなりオーナーの口調も和らいできました(笑
噴火のテレビ映像が、かなりショックだったようです・・
私自身、これは年内無理かな・・と自粛を真剣に考えました
年内どころか永遠に自粛してください。
あなたのせいで大勢の方が亡くなったんですよ。
よくも投稿を続けられますね、神経を疑います。
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